ノーマル人間が魔界へ行くと…５【魔入間】

デルキラの遺物 ページ30

王の教室(ロイヤル・ワン)の開放日には

沢山のギャラリーに見守られて


「ここに、王の教室の開放を宣言する
この先こそが我が校の誇る王の遺物にして貴様らの新しい…」

「城ーッ！」


おじいさんちも十分お城で凄いけど、重厚な古城って感じで、
ココは豪華絢爛とにかく煌びやかなお城だ


「すっげぇ！広！
想像してたのより倍 豪華じゃん！！ヤベェ！」

「天井高〜い♡」

「こっちも高そう」


ジャズ君はツボを吟味してる

サブノック君は直立で涙を流していて、背中をさすってあげた。


「あッサブローすごい泣いてる！」

「うん！嬉しいよな！
魔王大好きだもんな！！」

「「「でもAちゃん(さん)に抱き付くなーッ！！」」」


2階もキラキラ、部屋数もすごい多いと皆が感動する中、


「まるで魔王の魔力に包まれているようですね、入間様！」


入魔君は、玉座へ向かい


「なかなかどうして、いいもんあるじゃねえか」


その瞬間、誰も動けなかった

その姿がまるで

まるで――…

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