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2. ページ12

アズ君は魔術開発師団へ、クラリンは遊戯師団へ研修みたいで、バラム先生に帰り一緒にとお願いしてみた。

快く了承してくれたのだけれど


「そうだAちゃん
時間があるんだったら
魔植物師団や魔生物師団を体験してみない?」


そんな提案を明るく持ち出された。


「魔植物師団ですかー
少し興味はあったけど危なそうで…」


「だから、だよ
キミは危険な生物の知識を付けておいた方が良い

実際に見て学んだ方がいいよ
その間、僕がずっと付いててあげるからさ、ねっ」


という事で魔植物塔へやってきた。


「ふいっ
魔植物師団へようこそ〜」

「1年のAちゃんだ!可愛いッ」

「あのAちゃんがウチの師団に…」

「夢のようだッ」

「いえ…
師団に入るワケでは…」

「皆、よろしく」


私の頭を撫でながらそう言ったのは、バラム先生で


「ひいぃぃーーッ」

「バラム先生ーッ!?」


皆さん悲鳴を上げて逃げ、スージー先生と3人に。


「ふいっ
生徒達が逃げ出したので、全部お世話しましょう」

「……はい」


しょんぼりなバラム先生の背中をさすって慰めてあげた。





翌日からは、師団員の来ない昼休みに見に行く事になった。


「あれ?
このコ、雌しべがちぎられてる」

「本当だ
酷い事するな〜
よく気が付いたねAちゃん」


ヨシヨシして褒めてくれて


「幻覚の作用があって、香水にも使われるんだよ
雌しべだから、男悪魔を惑わせる花だね」

「誰がしたんだろう
こんな可哀想なこと…」


ちなみにバラム先生は、触り癖スイッチが入って、肩や腕を触りまくっている

悪気はない。

3.→←生徒会



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- なかなかこの作品の小説がなくて探してて、しかも面白くて最初から一気に読んじゃいました!ありがとうございます!カルエゴ先生目当てできたけど、この作品を読んでバラム先生も大好きになりました!更新頑張ってください! (2020年5月29日 11時) (レス) id: defb268ed2 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬。(プロフ) - とっても面白くてドキドキします…!更新頑張ってください! (2020年5月26日 4時) (レス) id: 63bc0d8925 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん - 続編おめでとうございます!私は受験生で勉強ばかりなので良い気分転換になっています!これからも頑張って下さい! (2020年5月21日 14時) (レス) id: 8a627f5ef5 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫 - 続編おめでとうございます!もどかしくてウズウズしちゃいます笑いつも楽しく読んでいます、これからも頑張ってください! (2020年5月20日 23時) (レス) id: 07da1e2227 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:周杜(シュウト) | 作成日時:2020年5月20日 12時

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