ノーマル人間が魔界へ行くと…５【魔入間】

アクドルと髪型 ページ1

「おぉ〜
一面だ〜！」

「すごね〜入間ち！」

「や…その」

「アズ君なにやってんの？」

「入間様の晴れ姿、保存しないと…」


師団披露の号外をせっせとラミネート加工していた。


「しかし今度はAさんがご一緒でないのが悔やまれます」

「いや、私は師団員じゃないし」

「関係ありません！
入間様のお姉様なのですから」

「あはは…」

「アズアズやめろよなー
Aちゃん引いてるじゃん」

「遠回しに掘り起こすなんて達悪ぃよなー
ガセネタなのに」

「フンッ
仕方あるまい、最高に尊いカップルなのだからな
そちらもラミネート＆ファイリング済みだ。
同じ物もう１枚は部屋に飾ってある」

「ええっ！？」

「ストーカーと変わらないじゃん」

「ホントだよな
大体、オペラさんっつー
一番身近にお似合いの悪魔が居るのによー」

「う"ッ…」

「ペラ様！」

「ちょっ
ジャズ君それは違うから！
クラリン落ち着こうねっ」

「そうだよジャジー
あれもガセだって
ねっAちゃん」

「なんだよリード
お前だって見ただろ、Aちゃんと抱き合ってるとこ
花火でキスかー
やっぱ大人には敵わねーよな」


「抱き合って花火でキス…ッ！？」
「ぎゅってして花火でチューッ！！」


アズ君・クラリンの誤解を解くのに苦労した。

２．→

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