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沈黙するエレベーターの中で何を話そうかなって思うけど何故か不機嫌そうなオセフンにかける言葉が見つからない。“久しぶり”？“休みどうしてたの”？うーんうーん何か違う。そうこうしてたら扉が開いて先に降り、すたすたと通路を歩いて行くオセフンの後ろを距離をとってついて行く。
『…………』
ポケットから鍵を出してるオセフンの後ろ姿を見ながら私もバッグから鍵を取り出した。それでドアノブに差し込むと隣から声をかけられる。
「…やっぱりあいつと付き合ってんだ」
『……え？』
「仲よさそうにしてたから」
『…………』
「さっきだって送ってもらってたし、もう俺の送り迎えも必要ないみたいだな」
『…………』
「言ってくれたらよかったのに」
『あのさ、オセフン…』
「ま、暫くはテスト期間で会うこともないし、バイトも休みで時間も合わないだろうから助かった」
『え、あの…』
「それじゃ」
『え、ちょ……』
一度もこちらを見ずに一方的にそう言ってさっさと部屋に入ったオセフンの部屋の扉を見て唖然として立ち尽くす。一方的に喋ってこっちの話を聞こうともしなかった。そういうとこあるよねまったく。てかジェヒと帰ってるとこ一体いつから見てたのよ？それに目立つのっぽのくせしてどこにいたのよ？あー！もう！テスト勉強してきて疲れた私の頭を疑問符だらけにしないでよ！
部屋に入ってバッグを投げたらペンケースが勢いよく中から飛び出し派手な音を立てて下に落っこちた。気にせずベッドに勢いよくダイブしたら柔らかい毛布がふわんと私の体を包んでくれてそのまま動かずに目を瞑った。静まり返った部屋でうつ伏せのまま溜息を吐く。
『はぁ〜……』
ジェヒと一緒にいるところを見られて、あんな嫌味を言ったオセフン。あれは嫌味じゃなくて本音だったのかもしれないけど。とにかく…結果的にこれでいいのかもしれない。
オセフンと距離をとってかかわり合わなければ、最初の頃のように平行線のままならもやもやしたままの私の心もすつきりと穏やかになれるかもしれないだろうから。
コートの胸元をぎゅっと掴んだままそんな事を考えて、暫くそのまま動けずに寝転んでボーッと考えていた。
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りん(プロフ) - セフンのツンより、ヒロインちゃんの塩笑笑 (2019年12月26日 20時) (
レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - あまいくりーむさん» わーん！そう言ってもらえて安心しました〜。本当にただのほのぼのでしたけど最後までかけて満足でした。感想ありがとうございました〜(o^^o) (2019年4月12日 20時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - 2人のアフターストーリーすごく嬉しくて癒されました！心温かく幸せです！ありがとうございました(^^) (2019年4月11日 21時) (レス) id: 9358b5978b (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - ゆいなさん» 最高ですか？うわん嬉しいですT^Tこれからもゆっくりとですが頑張りますね！ありがとうございました(о´∀`о) (2019年3月24日 12時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - きな子さん» うわぁ〜！最上級の褒め言葉頂けて幸せな気持ちになりました！！お返事遅くなってしまいすみませんでした！ (2019年3月24日 12時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
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