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「たしか…オ先輩が大学に受かった頃…ヌナがいなくなった頃だったかなぁ…」
『え？いなく…なった？』
「………うん…、それで高校でも全然オ先輩のこと見なくなって、家も出てマンションに入ったって聞いたのは初夏になった頃だったかな…」
ジウさんて人はいなくなったらしい。
だけど一体どこへ…
それでオセフンが傷付いていたのは何となく分かるけど…でも何か腑に落ちない。
どこか遠くへ行く事に納得していた訳ではないって事なのかな…？
『何で遠くへ行ったのかな…？』
「……………」
『いつか…帰ってくるのかな…？』
「…………」
それきり何も言わなくなったジェヒ。彼も詳しい事は分からないという事なんだろうきっと。教えてもらったジェヒには悪いけどかえってもやもやが増えてしまった気がする。
『ありがとうね』
「ん、じゃあまたな」
『うん、バイバイ』
「あ、パク…あのさ」
エントランスに続く階段を上りかけてたらそう言われて振り返ってジェヒを見る。
『なに？』
「また…一緒に勉強しような」
『え？あ、……うん』
「よかった、じゃあな！」
手を振ってるジェヒにつられて私も振り返したら白い息を吐いて振り返り、今来た道をまっすぐ帰って行ったジェヒ。前から思ってたけどジェヒってひょっとして…
『や、気のせいだよね…』
私のこと好きなのかな？ってちょっと思ったけどジェヒはモテるしみんなに平等に優しいんだろうなぁきっと。私もそのみんなのひとりって事だよねきっと。
ぼんやり考えながらエントランスに入り、エレベーターの前まで来たら横からにゅっと腕が伸びてきて上ボタンを押したから飛び上がりそうなくらい驚いて後ずさったらよく知ってる薄っぺらい人物だった。
『び、び……』
「何だよ」
『……え、今帰ってきたの？』
「そ」
え？どこにいたの？さっきジェヒを見送ってた時にはいなかったのに。黒い帽子を目深にかぶってチラリとこっちを見たオセフンは開いたエレベーターの中に入りこっちをジッと見てくるから素早く乗り込む。手には紙袋を持ってて重そうなリュックも背負ってるから今日実家から戻ってきたのかな。
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りん(プロフ) - セフンのツンより、ヒロインちゃんの塩笑笑 (2019年12月26日 20時) (
レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - あまいくりーむさん» わーん！そう言ってもらえて安心しました〜。本当にただのほのぼのでしたけど最後までかけて満足でした。感想ありがとうございました〜(o^^o) (2019年4月12日 20時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - 2人のアフターストーリーすごく嬉しくて癒されました！心温かく幸せです！ありがとうございました(^^) (2019年4月11日 21時) (レス) id: 9358b5978b (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - ゆいなさん» 最高ですか？うわん嬉しいですT^Tこれからもゆっくりとですが頑張りますね！ありがとうございました(о´∀`о) (2019年3月24日 12時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - きな子さん» うわぁ〜！最上級の褒め言葉頂けて幸せな気持ちになりました！！お返事遅くなってしまいすみませんでした！ (2019年3月24日 12時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
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