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『ジェヒ、本当に大丈夫なんだけど』
「暗くなって来て一人は危ないって」
『でも平気なのに…』
「いいから黙って送られなさい」
『………』
「近道教えてやるから、こっち」
『それ、もういつも通ってるけど』
「えーなんだよーちぇっ」
『…ふふ』
そう言って後ろ頭をかきながら目尻を下げて笑ってるジェヒ。
まぁそれも彼なりの私への優しさだから悪い気はしないけど…
「お、コンビニ、ちょっと待ってて」
『うん』
そう言って少し先の明るいコンビニ店舗内へ駆けて行ったジェヒは手に白い紙袋を持って出てきてその中身を器用に半分こにして渡してくれる。
「ん」
『あ、肉まんだ』
「食べながら帰ろー」
『ありがとう…』
お礼を言ったらにっこり笑って半分こした肉まんにかじりつくジェヒ。私も手渡された温かい肉まんを口に入れると美味しくてぱくぱく食べてしまった。誰かと分けて肉まんを食べるのなんてしたことなかったからなんだか新鮮な気分。
隣を歩くジェヒを見ると私より少し背は高いけど疲れるほど見上げなきゃいけない高さでもない。ちょうど疲れない目線の高さ。いつもオセフンを見上げている癖がついてたのか、そんな事に感じる些細な違和感。不思議だなぁ…もし私に彼氏ができたらこんな感じなのかな。
「どこだっけ、3丁目？」
『そう、あそこの白いマンション』
「あー、あれなー」
『あ、ここでもういいよ』
「んーん、下まで送るって」
目の前に見えるマンションはもうすぐそこなのに何の責任感なのかきっちり送り届けようとしてくれてるジェヒには本当に申し訳なくて少しだけ早足になってしまう。
「いつも一人で帰ってんの？」
『あ、いつもはジョンインやオセフンと帰ったりしてるかな』
「あーなるほど…でも同じとこに住んでないよね？」
『オセフンとは同じマンションなの』
「え？…へぇそうなんだ…」
私の方を見ながらそう言って何かを考えてる様子のジェヒはああ、と何か思い出した様子でじっと私を見てきた。
「自宅から通えるはずのオ先輩がなぜ実家を出てマンションに入ったか、俺思い出した気がする」
『…勉強に集中するためとかじゃないの？』
「それもあるだろうけど…んー」
顎に手を当てて何かを考えてる様子のジェヒは、遠い記憶を頼りに思い出しながら口を開いて話し出す。
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りん(プロフ) - セフンのツンより、ヒロインちゃんの塩笑笑 (2019年12月26日 20時) (
レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - あまいくりーむさん» わーん！そう言ってもらえて安心しました〜。本当にただのほのぼのでしたけど最後までかけて満足でした。感想ありがとうございました〜(o^^o) (2019年4月12日 20時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - 2人のアフターストーリーすごく嬉しくて癒されました！心温かく幸せです！ありがとうございました(^^) (2019年4月11日 21時) (レス) id: 9358b5978b (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - ゆいなさん» 最高ですか？うわん嬉しいですT^Tこれからもゆっくりとですが頑張りますね！ありがとうございました(о´∀`о) (2019年3月24日 12時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - きな子さん» うわぁ〜！最上級の褒め言葉頂けて幸せな気持ちになりました！！お返事遅くなってしまいすみませんでした！ (2019年3月24日 12時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
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