# 5 ページ47
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そうしてふわふわした気持ちのまま日付が変わってしまい、終わった私の誕生日。
「じゃあお前の誕生日も終わった事だし」
『うん』
「今度は俺の番」
『………ん？』
てっきり“帰って寝るか〜”って言うのかと思ってカップを手に取り腰を上げたらそう言われて動きが止まる。ん？聞き間違い？
「俺の誕生日」
『は？いつ？』
「たった今」
『え、…今日？』
「…………」
『今日誕生日なの？！オセフン？！』
「そう、1日違いなんてすごい偶然だな」
「…………』
「さ、祝って」
驚きすぎて口が開いたまま再びその場にぺたりと座り込むと反対にくっくっと笑いながら立ち上がったオセフン。
「まあ今夜は遅いし帰るから…明日祝って」
『…………』
「んじゃな、おやすみ」
驚かせたのはお互い様だから何も責められないけどこんな偶然ってあるんだなあ…。すたすたと玄関に向かうオセフンにハッとして立ち上がり、慌てて玄関でスニーカーを履いているオセフンに近寄る。
『ま、まってよ、オセフン』
「ん〜？」
『あのね、誕生日おめでとう』
「ふふ、どーも」
『今日誕生日だなんてビックリしたよ、本当に』
「それはお互い様だろ〜」
『ん〜、だよね…』
クルッと向きを変えてこっちを見たオセフンは玄関の少しの段差でも目線はほぼ変わらないからやっぱり見上げるだけなんだけど、いつもよりちょっとだけ近くに目尻の下がった瞳があってどうしようもなくキュンてする。自然にオセフンの腕へと手を添えてジッと見つめたら目の前に顔が近づいてきた。
「明日…んーもう今夜だけどバイト終わったら飯行こ」
『あ、うん、そうだね』
「どこがいいか考えといて」
『オセフンは何が食べたい？』
「Aが決めていいよ」
そう言ってふにゃりと笑ってるオセフンを見てたらそのままちゅってキスされる。途端に恥ずかしくなって手を離して下がろうとしたら両手を回されてぎゅーっと彼の胸に閉じ込められた。
「あー、帰りたくない」
『……へっ？』
「このままくっついて眠りたい気分」
『えっと、、、』
いつもクールなオセフンが甘い感じなのは貴重なんだけど、帰りたくないとか言ったの初めて聞いたな。
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りん(プロフ) - セフンのツンより、ヒロインちゃんの塩笑笑 (2019年12月26日 20時) (
レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - あまいくりーむさん» わーん！そう言ってもらえて安心しました〜。本当にただのほのぼのでしたけど最後までかけて満足でした。感想ありがとうございました〜(o^^o) (2019年4月12日 20時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - 2人のアフターストーリーすごく嬉しくて癒されました！心温かく幸せです！ありがとうございました(^^) (2019年4月11日 21時) (レス) id: 9358b5978b (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - ゆいなさん» 最高ですか？うわん嬉しいですT^Tこれからもゆっくりとですが頑張りますね！ありがとうございました(о´∀`о) (2019年3月24日 12時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - きな子さん» うわぁ〜！最上級の褒め言葉頂けて幸せな気持ちになりました！！お返事遅くなってしまいすみませんでした！ (2019年3月24日 12時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
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