# 137 ページ37
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「なんて送った？」
『教えない』
「ふーん、別にいいけど」
『なに？』
「なぁお腹空かない？」
『帰って食べたら？』
「…彼氏に冷たいなぁ」
それ今言う？私は今日は食べないから一人で勝手に食べて下さい。そう思って水の入ったマグカップに口をつけるとごくごく飲み干す。ふー。いつものテンションで会話したらようやく落ち着いてきた。
「じゃあもう寝る？」
『寝るよ、オセフンも帰って寝たら？』
「だから冷たいってば」
ついさっきまでオセフンの部屋にいたからもうかなり遅い時間帯で。明日もバイトだから早く寝るつもりだったんだけどな。今夜一大イベントがあったばかりだけど生活リズムは崩したくない。確かに甘い雰囲気だったけど慣れないから今思えばかなり恥ずかしかった。冷たいんじゃなくていつも通りにしたいだけ。
「一緒に寝よ」
『ね、寝ませんよ？』
「なんで敬語？」
『帰って寝ましょう？』
「……A？」
さっきは確かに甘〜い雰囲気だったけどね、私の方はあれでもうすっかりキャパオーバーなの。沸騰寸前。これ以上一緒にいたら緊張して心臓もたないし、とても眠れそうにないよ。いいですか？オセフン。生活リズムは大事なんです。それが乱れて元に戻らないのは全部、甘い雰囲気のままのオセフンのせいなんだから。
相変わらずお風呂上がりのサラサラの髪をかきあげながら爽やかな笑顔を見せてくるオセフンはずっとそばにいてもらったら危険なくらい甘い雰囲気醸し出してて、ドキドキしっぱなしの私はようやく平常心を保てているだけなのに。オセフンの私への“好き”がこんなにも彼の態度を変えてしまうとは思わなかった。危険危険。オッパ助けて。
「ほら〜早く」
『あっ、また勝手に人のベッドに…』
「一緒に寝るの初めてでもないのに何いまさら」
『言い方に語弊ある』
「安心しろ、何もしないから」
『…………』
「ほら〜、もう…早くおいで」
結局オセフンの言葉に乗せられてしっかり戸締りして電気まで消していそいそとベッドへ潜り込む自分の性格が恨めしい。きっととんだ子供だなって思ってるんでしょ？そうやって顔まですっぽり毛布を被った私を見てくすくす笑って頭を撫でてくるなんて…あーやっぱり緊張して今夜は眠れないかも！！
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りん(プロフ) - セフンのツンより、ヒロインちゃんの塩笑笑 (2019年12月26日 20時) (
レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - あまいくりーむさん» わーん！そう言ってもらえて安心しました〜。本当にただのほのぼのでしたけど最後までかけて満足でした。感想ありがとうございました〜(o^^o) (2019年4月12日 20時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - 2人のアフターストーリーすごく嬉しくて癒されました！心温かく幸せです！ありがとうございました(^^) (2019年4月11日 21時) (レス) id: 9358b5978b (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - ゆいなさん» 最高ですか？うわん嬉しいですT^Tこれからもゆっくりとですが頑張りますね！ありがとうございました(о´∀`о) (2019年3月24日 12時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - きな子さん» うわぁ〜！最上級の褒め言葉頂けて幸せな気持ちになりました！！お返事遅くなってしまいすみませんでした！ (2019年3月24日 12時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
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