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「あ、こ〜んなとこでサボってたのかチャニョルー」
「あ、ベク」
振り返ったらすたすたと入って来て、スモークテーブルに頬杖ついてじっと俺を見上げてくるベク。タバコを吸わないお前が来るなんて珍しい。
「電話誰から？」
「あ、セフンとちょっとな」
「ふーん、なぁ…泣いてた？」
「や…タバコの煙が沁みたんだよ」
「煙が？」
「そう」
そう言うとフィルターに吸い込まれていく煙を横目に見て眉を寄せてて。再びじっと俺を見てきたベクは何も言わなかったけれど、“ほんとだ、ちょっと煙たいかも”ってウインクするみたいにキュって片目を瞑ってそう言った。
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あれから部屋に戻ってお風呂に入った後、水を飲んでいたらコンコンってベランダのガラス戸をノックする音が聞こえてくる。カーテンを開くと同じくシャワーを済ませたらしいオセフンが立っててドキッとする。さっきの今で顔を見るのは恥ずかしいけどその手に持ってるのは私のスマホだから受け取らなきゃいけない。平然とした顔を繕って鍵を開けて中へと通す。
「すっかり忘れてたろ」
『忘れてた』
「ついでに番号交換しよー」
『そうだね』
長く一緒に働いてるけどオセフンの番号は知らなかったからそう言われてこのタイミングでようやく交換し合う。iDも追加してなんだか不思議な気持ち。あ、そうだ…ジェヒのこと、忘れてた。
かけ直そうと思ったらメッセージが届いてて、“帰り送ろうか？”っていう内容だったから今更だけど立ち尽くしたままぽちぽちと返信を打ち込む。
「だいじょーぶだよ…ちょうかっこいい彼氏が送ってくれるから」
『…ちょうかっこい……ちょっと！打ち間違うから黙っててよ』
「…ちゃんと言わないとまた送ってくると思うけど」
『う、それもそうだね…』
つられて少し打ち込んじゃったよもう〜。
私の後ろに立ち、ジッとスマホ画面を見て邪魔していたオセフンはぼそりとそう言って、それからテーブルの上に置いていた部屋の鍵を掴んでせっせとキーホルダーから外している。
「前から付いてたヒョンのクマ捨てた？」
『あるけど』
「出して」
『…………』
無言のまま渋々キーホルダーを渡すと元どおりに付けられて、代わり映えのしない元の鍵に戻ってしまった。ジェヒには悪いけどキーホルダーは実家に持って帰ろう…はぁ。
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りん(プロフ) - セフンのツンより、ヒロインちゃんの塩笑笑 (2019年12月26日 20時) (
レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - あまいくりーむさん» わーん！そう言ってもらえて安心しました〜。本当にただのほのぼのでしたけど最後までかけて満足でした。感想ありがとうございました〜(o^^o) (2019年4月12日 20時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - 2人のアフターストーリーすごく嬉しくて癒されました！心温かく幸せです！ありがとうございました(^^) (2019年4月11日 21時) (レス) id: 9358b5978b (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - ゆいなさん» 最高ですか？うわん嬉しいですT^Tこれからもゆっくりとですが頑張りますね！ありがとうございました(о´∀`о) (2019年3月24日 12時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - きな子さん» うわぁ〜！最上級の褒め言葉頂けて幸せな気持ちになりました！！お返事遅くなってしまいすみませんでした！ (2019年3月24日 12時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
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