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少しずつ元気に大学へも通って、気晴らしにやらないかと誘ったカフェのバイトも毎年秋のジウの命日で数日休む以外は頑張って働いて、次第に元気を取り戻していって安心してた。
【あのさ、ヒョンの妹と付き合ってもいいかな？】
「ん？A？」
【うん……】
ミンソギヒョンにも他の社員のヒョン達にも我が妹の事は口酸っぱくお願いをしていて。もちろんセフンにも頼むなってお願いをしていたんだけれども、ミンソギヒョンが言うには2人は仲良くやってるって言ってたから安心していた部分が大きくて、世の中に後ろ向きだったセフンも妹のまっすぐで曇りのない性格に自然と癒されたのかなって。次へ進むきっかけを作ったのは紛れもなく俺の妹だ。
【もちろんあの頃からずっとヒョン達がいてくれたから今こうして元気に立ち直れたし笑えるようにもなった。で、Aのお陰でもう一度誰かと向き合ってみようと思えるようにもなったよ】
「Aの事が好きか？」
【うん、好き】
「Aの気持ちは聞いた？」
【聞いた、俺の事が好きなくせに分からないってごまかしてたけど】
「なんだそれ…？」
【はは、とにかく俺の正直な気持ちとか、ヌナの事を話してみるつもり】
あのセフンがようやく次に進む決意をしたんだって思ったら泣きそうになって、それを俺に打ち明けてきた事が嬉しくて。その義理堅さに目が潤んできて慌てて灰皿にタバコを押し付けて消すと微かな煙が立ち上った。
「セフン」
【ん？】
「お前なら許してやる」
【ほんと？】
「Aを頼むな」
【うん…もちろん】
「…今度はちゃんと守ってやれるよな？」
【もちろんだよ、チャニョルヒョン】
耳から伝わってきたセフンの声はいつもよりもずっと温かみがあってしっかりとした意思が感じられた。
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2本目のタバコに火を付けたのはセフンとの通話を終えてすぐの事。
「あー、煙が目に染みる」
Aは俺の大切な妹で、セフンはいつも気にかけてやっていた弟みたいな存在で。
いつまでも妹は俺のそばをくっついて離れない子供じゃないし、セフンだってようやく自分の人生を次へと進める準備を始めていて。そんな2人を応援しない理由なんてない。俺はいつだって2人の味方なんだから。まるで親にでもなったかの様なしみじみした気持ちで鼻をずずっと啜り、窓の外の眼下に広がる街並みを眺めていたら喫煙ルームの扉がガチャリと開く音がする。
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りん(プロフ) - セフンのツンより、ヒロインちゃんの塩笑笑 (2019年12月26日 20時) (
レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - あまいくりーむさん» わーん！そう言ってもらえて安心しました〜。本当にただのほのぼのでしたけど最後までかけて満足でした。感想ありがとうございました〜(o^^o) (2019年4月12日 20時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - 2人のアフターストーリーすごく嬉しくて癒されました！心温かく幸せです！ありがとうございました(^^) (2019年4月11日 21時) (レス) id: 9358b5978b (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - ゆいなさん» 最高ですか？うわん嬉しいですT^Tこれからもゆっくりとですが頑張りますね！ありがとうございました(о´∀`о) (2019年3月24日 12時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - きな子さん» うわぁ〜！最上級の褒め言葉頂けて幸せな気持ちになりました！！お返事遅くなってしまいすみませんでした！ (2019年3月24日 12時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
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