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オセフンの心にずっといた“ジウさん”。それを今、ようやく目の前で本人の口から聞いているのがなんだか不思議な気がする。
ジウさんはオセフンの二つ上。大学が同じでうちのオッパの同級生。オセフンがバイトする前からカフェにも連れられて来ててそれで自然とオッパ達とも仲良くなったみたい。
「勉強を教わったり一緒に過ごすうち、気付いたら頭の中はヌナで一杯になっていてどんどん好きになってて、それである日思いきって告白したんだ」
俯いて重なった手を見ながら聞くオセフンのおそらく初恋の話。複雑な思いが手から伝わったのかきゅっと握られるから顔を上げて見るとまっすぐ遠くを見るような表情をしていて、その横顔はなんだか少し苦しそうだ。
「そうしたら、“返事は大学に合格したらね”って言われて、なんかもやもやしたけどその一言を忘れずに受験勉強を頑張ったんだ。なのに…」
俯いて、ふっと息を吐いたオセフン。
もう一度顔を上げ、まっすぐ向こうを見つめて言葉を続ける。
「大学の合格発表の日、待ち合わせ場所に行く途中の出来事だった。近所の大通りの交差点を歩いて渡ってたヌナに信号無視したトラックが突っ込んて来て……」
『…………』
「親から電話をもらって急いで病院に駆けつけたんだけど、間に合わなくて…」
『オセフン…っ』
「ヌナ、俺合格したよ、告白の返事もまだ教えてもらってないよって……」
「俺を置いていかないで…って……どの言葉も眠ったまま目を開けないヌナに伝えられなかったし、届かなかった。そもそも待ち合わせずに合格発表を見てからヌナの家に報告に行けばよかったって、全部俺のせいだって何度も何度も後悔した」
オセフンの心が泣き叫んでいるような気がしてすごく苦しくなって、重なった手の上にもう片方の手を乗せてギュッと握りしめる。オセフンを見上げるとスーッと目から涙が流れていてそれ見たらもうダメだった。私がダメだった。我慢できずに目からとめどなく涙が溢れた。
「それからはもうただ抜け殻で過ごして、どうやって大学に通ってたのかもあんまりよく覚えてなくて。ヌナの親も俺の事を心配してくれてて逆に申し訳ない気持ちで一杯になって。家にいるのは辛すぎたからここを借りて一人暮らしを始めて…チャニョルヒョン達には随分支えてもらった」
『う、うう〜、おせふん…』
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りん(プロフ) - セフンのツンより、ヒロインちゃんの塩笑笑 (2019年12月26日 20時) (
レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - あまいくりーむさん» わーん！そう言ってもらえて安心しました〜。本当にただのほのぼのでしたけど最後までかけて満足でした。感想ありがとうございました〜(o^^o) (2019年4月12日 20時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - 2人のアフターストーリーすごく嬉しくて癒されました！心温かく幸せです！ありがとうございました(^^) (2019年4月11日 21時) (レス) id: 9358b5978b (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - ゆいなさん» 最高ですか？うわん嬉しいですT^Tこれからもゆっくりとですが頑張りますね！ありがとうございました(о´∀`о) (2019年3月24日 12時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - きな子さん» うわぁ〜！最上級の褒め言葉頂けて幸せな気持ちになりました！！お返事遅くなってしまいすみませんでした！ (2019年3月24日 12時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
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