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「何だよ、無視か」
『………』
「え、何かあったか？」
『……“なにか”？』
私の態度を不思議そうに見ながらきょとんとしてるオセフンを見てこっちが軽くショックを受ける。きっと…いや絶対昨日の夜の事を何も覚えてないんだこの人。
……あったよ、“な に か”。
酔ったままやって来て人を起こした挙句勝手にキスしてさっさと帰って行ったから確信犯だと思ってたのに寝て起きたら忘れた感じ？は？覚えてないなんて…酷いよオセフン。こっちはあれから一睡もできなかったのに。ちょっと泣きそうだったけど今はどっちかというと飛びかかってぶん殴りたいくらい腹立ってる。
『別に、“なにも”ない』
内心かなりショックなのを隠して目力込めてひとまずそう答える。それからはいつもオセフンがするみたいにつんっと無視してバイト終わるまでずっと距離をとって仕事した。そんな私の様子を不思議そうに見ているオセフンの視線は感じていたけど気付かないフリして仕事を続けた。
【パク、今日ってバイトしてる？】
レジの中締めをしてたらポケットで震えたスマホ。オッパかなと思って見たらジェヒからのメッセージだったから急いで終わらせてから“そうだよ〜”って返信する。
【ちょっと出掛けてて夕方駅に着くんだけどバイト終わる頃なら飯でも行かないかなーって】
【今日夕方までなんだー。行く行く！】
【分かった、じゃあ終わる頃店の裏で待ってる】
【了解でーす】
単位も取れて安心した所に少し長い休みに入ったからみんなは遊びに行ったりバイトしたり、一年の中で一番好きな事が出来るこの時期に沢山予定を入れて羽を伸ばしまくってるみたいで、ジェヒ達もどこかへ旅行に行くって言ってたなぁ。
終わる時間になって社員さんに挨拶をしてスタッフルームに戻り、着替えて出て見ると、街路樹のそばで寒そうに待っていたジェヒを発見。小走りで近付くと顔を上げてにっこり笑ってくれる。
『おまたせ！かなり待った？』
「ううん、さっき来たとこ、どこ行く？」
『ジェヒの行きたいとこは？』
「パクの行きたいとこでいいよ」
『えー？んーそうだなぁ…』
歩きながら考えて、なんとなく視線を感じて後ろを振り返るとオセフンの後ろ姿が小さく見える。
今日は実家に帰るのかな。いいなぁ帰ったら美味しいご飯が用意されてる人は。
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りん(プロフ) - セフンのツンより、ヒロインちゃんの塩笑笑 (2019年12月26日 20時) (
レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - あまいくりーむさん» わーん！そう言ってもらえて安心しました〜。本当にただのほのぼのでしたけど最後までかけて満足でした。感想ありがとうございました〜(o^^o) (2019年4月12日 20時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - 2人のアフターストーリーすごく嬉しくて癒されました！心温かく幸せです！ありがとうございました(^^) (2019年4月11日 21時) (レス) id: 9358b5978b (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - ゆいなさん» 最高ですか？うわん嬉しいですT^Tこれからもゆっくりとですが頑張りますね！ありがとうございました(о´∀`о) (2019年3月24日 12時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - きな子さん» うわぁ〜！最上級の褒め言葉頂けて幸せな気持ちになりました！！お返事遅くなってしまいすみませんでした！ (2019年3月24日 12時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
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