# 113 ページ13
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「おい、A？大丈夫か？」
『だいっ、だいじょーぶ…』
客席から見えないマシンの下辺りに戻ってきてうずくまってふぅーって深呼吸しながらふわふわするのをひたすら耐えると心配そうに声をかけてきたジョンイン。目の前がぐるぐるして気持ち悪いからおさまるまでちょっとだけそっとしておいてほしい。
くらくらするのはオセフンがイケメンすぎて眩しいせいでもなく、久しぶりに動きすぎたのと女の子になってるから貧血っぽくなってたせいみたい。元気だけが取り柄の私だけどはりきりすぎるのも考えものだなぁ…
その時グイッと腕を掴まれて引き上げられ、顔を上げたら真顔でこっちを見ているオセフン。え、いきなりなに…？
「そこ邪魔、奥へ行って休めば？」
『あ、ごめん。でももう平気だって…』
「青い顔して何言ってる？ほら」
そう言われてぐいぐい引っ張っていかれるから力なく従うままで、休憩室のソファにぽんと座らされるとしゃがんでじっとこっちを見てきた。
「久々で張り切るのもいいけど」
『………』
「体調悪いのに無理することじゃないだろ」
『…このくらい平気だよ』
「平気じゃない顔してるから言ってる」
真顔でずっと話し続けるオセフンの瞳に確かに私が映っててなんかちょっと嬉しくなって思わず笑ったらぎゅっと眉間にシワが寄る。
「何だよ」
『いや、いつものオセフンだなぁって…』
「……俺を何だと思ってる」
『ん、優しい…先輩？』
「………」
『ありがとう、私は平気だから』
「………」
『お腹が空いちゃって、ほら空腹だと血糖値が低いから動きまくるとふらふらになるって聞いたことあるでしょ？あれあれ。へへ』
そう言ったら呆れた顔になったオセフン。お腹が空いてるのはほんと。朝から水も飲んでないから喉もからからだったし。
「もうすぐ昼だし…先に休憩してろ」
『やったぁ、ありがとう』
そう言ったら立ち上がり、厨房の社員さんに何かを話しに行ったオセフン。それからフロアーに戻って行ったから、テーブルのとこに行ってグラスに注いだ水をごくごく飲んでると賄いを持ってきてくれた社員さん。今日は美味しそうなリゾットだ。
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りん(プロフ) - セフンのツンより、ヒロインちゃんの塩笑笑 (2019年12月26日 20時) (
レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - あまいくりーむさん» わーん！そう言ってもらえて安心しました〜。本当にただのほのぼのでしたけど最後までかけて満足でした。感想ありがとうございました〜(o^^o) (2019年4月12日 20時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - 2人のアフターストーリーすごく嬉しくて癒されました！心温かく幸せです！ありがとうございました(^^) (2019年4月11日 21時) (レス) id: 9358b5978b (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - ゆいなさん» 最高ですか？うわん嬉しいですT^Tこれからもゆっくりとですが頑張りますね！ありがとうございました(о´∀`о) (2019年3月24日 12時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - きな子さん» うわぁ〜！最上級の褒め言葉頂けて幸せな気持ちになりました！！お返事遅くなってしまいすみませんでした！ (2019年3月24日 12時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
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