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ぐずぐずしてる鼻を啜りながらマンションへ着き、エレベーターに乗ると壁にもたれるようにして立ってるオセフン。さっきより呼吸も荒い気がするし、冷たくて気持ちいいって上昇していくエレベーターの壁におでこを付けてじっとしてる。私の手はギュって握られたまんまでさっきよりさらに熱い気がする。その間にスマホを開いて発熱の時の対処法ってのを検索。
『とにかく身体は冷やさないで温かくして休める事、熱が出て寝てる間も汗をかくので水分を摂ること…だって』
「あー、水、買い忘れた…」
『うちに買い置きがあるから大丈夫だよ』
「看病…してくれんの？」
『静かに寝ていたいならやめとこうか？』
おしゃべりなのは嫌いなんだよね？お口にチャックだもんね？
そういう素直じゃないとこはいつも通り。
「いくらなんでも病人の前でベラベラ喋んないだろお前でも」
『そうだね、話し相手もいないのにねぇ』
身体が辛いくせにいつものように話そうとしてくれるのは私の涙を引っ込ませる為でもあるのかな。こんな時までそんな大人な気遣いいらないのに。そんな深読みしてたら余計に涙が滲んでくるからグッて歯を食いしばり、今の私が出来ることをあれこれと考える。
『着いたよー、鍵は？』
「これ」
『うん、待ってね』
突き当たりまで歩いて来たらようやく手が離れていき、代わりに渡されたのはポケットから出てきた部屋の鍵。それでガチャリと開くとゆっくりした足取りで中へと入って行くオセフン。
『着替えたら寝ててね』
「帰るの？」
『必要なもの持ってくるから…ベランダの鍵は開けて行くね』
「んー」
彼にしては珍しくコートを脱ぎ捨てて、靴下も脱ぎ散らかしてるのをベランダの鍵を解除しながらついつい観察してしまう。いつもきっちりしているのにやはり相当辛いんだろうなって感じる。それから次にデニムのベルトに手をかけたから慌てて走って玄関から外へ出た。
(オッパのは見慣れてるけどさ、さすがにオセフンのは直視出来ないでしょ…)
ドキドキしながら部屋の前に行き、ドアノブに鍵を差し込もうとするけどうまくささらない。
深呼吸しながらようやく開いて部屋の中へと入った。
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norita(プロフ) - Lemonさん» この話が大好きだなんてとても嬉しいお言葉です(^-^)更新をお待たせしてすみません。こつこつ頑張っていくのでこれからもよろしくお願いします。コメントありがとうございました〜！ (2019年1月3日 14時) (
レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - りかさん» コメントありがとうございます！楽しみにしてくれて嬉しいです。デレるセフンを気に入ってくださりありがとうございます(^-^)りかさんも寒いので体調お気をつけ下さいね！ありがとうございました！ (2019年1月3日 14時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
Lemon(プロフ) - あけましておめでとうございます。今年もお話楽しみにしています！このお話が大好きで更新首を長くして毎日待ってます笑 執筆大変かと思いますが無理なさらない程度に頑張ってください。でも早く続きが読みたいです笑 (2019年1月3日 10時) (レス) id: 211f6307a9 (このIDを非表示/違反報告)
りか(プロフ) - こんばんわ〜！毎回更新を楽しみにしています！少しずつデレるセフンがとっても可愛いです(><)体調に気をつけてこれからも頑張ってください！楽しみにしています。良い年末を(^^) (2018年12月31日 19時) (レス) id: 5e73cb75e2 (このIDを非表示/違反報告)
norita(プロフ) - ゆきぽんさん» ゆきぽんさんも泣かせてしまってるー（ ; ; ）ごめんなさい。オセフンの心の中は少しずつ温まってると思いますよ〜。ゆきぽんさんも寒波に備えて暖かくして過ごしてくださいね。いつもありがとうございます(o^^o) (2018年12月27日 8時) (レス) id: aabcc6a11b (このIDを非表示/違反報告)
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