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流星の手をしばらく握り
ベッドに腰かけ頭を撫でた
とりあえずオーナーへの
流星発見の報告を入れれば
「ゆっくりしぃ」とだけ返信がきた
3日もかからず解決してしまったが
せっかくオーナーからもらった休み
今までの時間を埋めるべく
とにかく一緒に居たいと思った
何か部屋着はないだろうかと
クローゼットを開けて見てれば
こちらも1ヶ月前と変わらず
まだ俺の服が残っていた
青「捨てきれへんくて、笑」
クローゼットを開ける音で起こしてしもうたんやろうか
さっきまで寝ていたかと思った流星は
顔だけこっちを向けている
桃「嬉しいよ」
そう言って部屋着に着替えれば
一気に1ヶ月前の2人に戻る
流星の隣に戻り
桃「気分はどぅ?」
青「さっきよりマシ」
そう言う流星に淳太からの伝言を伝えれば
青「何でもお見通しなんやな、笑」
そう言って笑っていた
流星が病み上がりということで
残りの2日はただただくっ付いて過ごした
この1ヶ月を埋めるかのごとく
トイレ以外は全て行動を共にした
これから嫉妬もするだろう
だけど
その夜ちゃんと上書きをすればいいさ
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作者名:ぴぃ | 作成日時:2020年3月24日 12時