22 ページ22
俺は社会人2年目になって仕事もだいぶ慣れ
大好きな楽器に触れ
毎日が楽しくてしょうがない
ダイキは営業職が天職やったようでメキメキと成績をあげ入社3年目にしてエースと呼ばれるまでになった
ダイキよりも帰宅が早い俺は元々得意やった家事、料理はすすんでやってた
そんな俺を気ぃ使って
赤「ほんまに任せっきりでごめんなー」
って常に気にかけてくれるダイキ
緑「えぇねんで、お互い様」
正直給料はダイキの方がえぇからバンバン稼いでもらわなあかんしな、笑
これが支え合うってことなんやないかな？
ダイキのお陰で少しづつ生活にも余裕が出てきたある日…
赤「なぁとも…養子もらわへん？」
また唐突に始まった、笑
緑「どないしたん、急に？笑」
もう慣れたけどな
赤「ともと結婚決めた時らずっと考えててんで。やけど生活に余裕なかったし、今はともが色々やりくりしてくれとるおかげで少しだけ余裕でできたから。」
また俺を褒めて甘やかす///
緑「そんな…俺何もできてへん…。ダイキが仕事頑張ってくれてるから…」
赤「俺が仕事頑張れるんはともがおるからやで！」
緑「俺、普通ちゃうし…子供に正しい愛情教えてあげれるか分からん…」
お父さん２人っていう特別な環境に育って
愛した人もまた男
そんな俺がちゃんと子供を育てれるんか？
赤「何言うてんの！？」
急に強めに言うてきたダイキ
少しだけビックリした
赤「普通って何？正しい愛情って何？？照史と淳太はともの自慢のおとんやろ？とも幸せそうやったやん」
緑「、、、」
凄い剣幕で喋り出したから言葉が出ん
赤「俺ともと久しぶりに会った時、心の底からの笑顔見て、あぁこの２人のとこ行って良かったんやなぁって思ったもん。あの２人に育てられたともに俺は惹かれてんで？俺かておとんが男手ひとつ育てくれて、まぁ途中男でみっつになっとったけど、笑。とにかく俺らは沢山愛情をもらった。あの中(施設)におる子１人でも俺らが幸せにできひんかな？」
緑「俺らが幸せに…俺…できるかな？」
赤「一緒にしたるんや！」
緑「うん、次の休み早速施設行ってみよ」
親に結婚報告に行った時
漠然と思い描いとった
いつか俺らもこんな風に他人に愛情を注げたら
という思い
俺にもできるやろうか
見えない未来は不安だらけやけど
ダイキとなら乗り越えられる気がする
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 140人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴぃ(プロフ) - 篠瀬永都さん» コメントありがとうございます！やっと全員出てきました、笑。ありがとう頑張ります！！ (2020年1月31日 10時) (
レス) id: 943bf7da97 (このIDを非表示/違反報告)
篠瀬永都(プロフ) - 続きが楽しみです！応援してます！頑張ってください (2020年1月31日 0時) (レス) id: 2715e61c38 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴぃ | 作成日時：2020年1月22日 12時
