愛情が愛情を重ね

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橙「多分な…智洋…ダイキの事恋愛対象として好きやねん。」



紫「やっぱりそぅかぁ！！ハハっ！！
今まで浮いた話もなかったしそうやないかなぁとは思っとったんよぉ！そぅかそぅか！！」



そのまま話を続ける濱ちゃん



紫「ダイキな、多分学校でまぁまぁモテんねん！よぅ手紙やらプレゼントやらよぅ貰ってくるみたいなんやけど一切手をつけずにゴミ箱。の癖して智洋から貰った今までのプレゼントはえらい大事にしとるんよ！多分ダイキも智洋ん事好きやでーーー///」




相変わらずの濱ちゃんのテンションに目が点になる俺ら2人




紫「んで、２人は何でそんな暗い顔しとるん？？」




黄「いや、偏見とかないん？男同士やで？自分の息子が男の子好きなんやで？？」




紫「何言うてんの？今更やでぇ！目の前で自分ら見とって今更偏見とかあらへんよ！愛の形って色々あるやなぁって思うて羨ましさすらあるわ！ましてや相手は智洋！！安心やわぁー」




黄「なんや、ちょっと気が抜けたわ」

橙「ほんまやなぁ」




なんだろ、どっと疲れが乗っかってきたで
俺らの恋でもないのに
本気になるあたりが
変わらず親バカなんだろう




紫「でもなぁ、ともは確かに悩みそうやなぁ…。これはダイキのケツ一発叩いとかんとなぁ…」



黄「いや、別に急いでないねんで？」



紫「いや、大切な人がいつまでも当たり前のように居るなんて思ったらあかんのや。ダイキやて体験しとる。もうダイキにあんな思いはして欲しくないんや。」

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