愛情が愛情を重ね

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黄saide



橙「なぁ淳太君？養子もらわへん？」



俺の25度目の誕生日
俺たちは残念ながら法的に夫夫になるとこは許されず、それでも一緒に居ると誓った23度目の俺の誕生日から2年
付き合って5年永遠の愛を誓って2年
もちろん、俺らの苗字が一緒になる事はないが俺らなりの幸せを築き上げてきたつもり
とにかく照史とおれる事は幸せやったし何も不自由なんてなかった


ただ、俺も照史も子供は大好きだ
さらに言えば
照史は保育科出身であり俺よりも子供の扱いには長けている
2人で公園に行った時も知らない子供達といつの間にか仲良くなり
俺は俺でそれを見るだけでまた幸せを感じていた


俺たちの間には子供なんてでけへんっていう少しばかりの劣等感を抱くのは本当のとこ…




黄「考えもせんかったなぁ…」



橙「うん。ちょっと考えてみてやぁー。」




きっと照史は俺の少しの劣等感を見逃さへんかったはず
俺よりも俺の事知って常に俺の事を考えてくれとる照史





黄「ちゃんと親なれるんかなぁ俺ぇ」




もちろん答えは前向きなんだか
やはり人１人育てるってなると不安も大きくて




橙「それは俺も同じ。やけど淳太君とやから頑張れるんかなぁ思うて。もしうちに子供来たら淳太君とたーーくさん愛情注いであげたいねん！」




そんな話があり
俺らはある施設に着いた。





子供達が沢山おる

「ともーーーーっ！ちゃんとせぇやぁーー！あはははっ」

「やから俺球技苦手や言うてるやんけぇーーっ！それでもダイキがやる言うたやんけぇーっ」

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