番外編 (ページ3)

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20年後の事、ケイ姫はまたもや熱に魘されて魔法医の家に連れ出されていた。魔法医によると、いわゆる熱中症。水分と塩分を取ることになった。

そして、魔法医の家にダイキ様がやってきた
ダイキ「父さん！！」
魔法医「何じゃ？来てたんか！」
ダイキ「その人は…」
魔法医「ケイ姫じゃよ」

20年前、父さんが看病していた相手とご対面する
ダイキ「えっ…」
あまりの美しさに見惚れていると、父さんである魔法医が問いかける
魔法医「あんたのお嫁さんにしたいが…こんな状況だと」
その父さんは、首をかしげていた
ダイキ「取り敢えず、王宮に置いてそばに置きます」
そして、ケイ姫のお連れ様を探すことになったのです

王宮付近を先に探し、その後繁華街も探す。辺りが騒がしくなり、ダイキは戸惑う
ダイキ「出てくれないかな…」
私「何の騒ぎだ…」
すると、ダイキの視線が私を見ていた。違う人を見ているのかと周りを見たが、私を指していたのです。そして、馬車に乗られ王宮へ向かう

使用人「こちらです」
私はある部屋に呼び出された。その部屋は冷房の効いた部屋でケイ姫がぐったりしているのです
私「大丈夫！？」
ケイ姫「うぅぅ…」
私「そんなに動かないで」
ケイ姫「ありがとう…うわぁぁん！！、会いたかったよ」
ケイ姫は私にハグをした。すると、ほんのちょっとの力でダウンする
私「無理をするなと言ってるに」
ケイ姫「ごめんって」

そして、その部屋にダイキがやってきた
ダイキ「私の名前はダイキだ。今は義理の父さんの下で働いている…っていうか、次期王様だけどお嫁さんがいなくて絶賛応募中ですが」
ケイ姫「そうなんですか…」
ダイキ「君をお嫁さん候補として選んで良いでしょうか？」
私「えっ…」
ケイ姫「何故私を…」
究極のお辞儀で懇願する姿を見て、ひとしきり考える二人。そして、ケイ姫が…
ケイ姫「お嫁さん候補にするなら…私の願いを叶えて」

ケイ姫の火照ってる姿を見たダイキ。人差し指をダイキの口に合わせる。すると、ダイキはキュンっとしたのかダイキも火照ってしまった。果たして…ケイ姫の考えとは？？