番外編 (ページ2)

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ケイ姫が４歳の時だった。高熱でうなされ、薬も効かず敢えなく魔法に頼ることになった。太陽の国では、病を治す魔法医という者が存在している。魔法医は、病を治す事に特化した専門の魔術師だ

ケイ姫の父さん「このままでは…死んでしまうんです！！誰か！！」
ダイキ王の父さん「えっ！？、どうしたんですか？」
ケイ姫の父さん「内の子なのですが…どんな薬でも効かなくて…太陽の国で魔法医がいると聞き」
ダイキ王の父さん「分かりました！！すぐに！！」

ダイキ王の父さんの使いの者に運ばせ、魔法医のいる家に向かった。そして、二人は馬を使い急いでその家に行くことに…。

魔法医「緊急のやつか…」
ケイ姫の父さん「どんな薬も効かなくて…」
魔法医「どれどれ…」

高熱でうなされるケイ姫。魔法医はおでこをさすると、おでこの周りには青いオーラが出来始める。魔法医によると、生死を司るオーラが消えかかっているとの事

ケイ姫の父さん「ということは…強い高熱によって、どんな薬も効かなかったと」
魔法医「物理的な薬は、風邪や軽度の病気に対処は出来る。しかし…これは魔法じゃないと取り除けないよ」

すると、杖を取り出すと宝石を持ち始め、呪文も唱え出した。ケイ姫の父さんは、魔法医の魔力を見て圧巻の景色だと思ったのでした。魔法医はケイ姫に魔力を施し約30分で治す事が出来たのです。

ケイ姫の父さん「凄かったです！！」
魔法医「いやいや、それまでの事をしただけですよ」
ダイキ王の父さん「魔法医になるには、それなりの実力と知恵を持ってないといけないんだ」
ケイ姫の父さん「スペシャリストなんだな…」

魔法医の様子を見ていた12歳の子供。その子は後に魔力の強さによって、王様になることを許されているダイキ様。ダイキは、魔法医の父さんを持っている。高熱でうなされている綺麗な子供を見て…「将来、色んな民の人に愛されるようになりたい！」と言うようになったのです。

そして、時は経ち32歳になったダイキ様。20歳の頃、魔力を認められ王宮入りすると義理の子として王宮を継ぐことになったのだ。しかし、そう簡単に恋愛に発展することがなく32歳になってしまったのです…。

太陽の国にケイ姫が20年ぶりにやってくるみたいです。見知らぬ人と一緒に…。