26−恋愛感情 ページ29
先に口を開いたのは降谷さんだった。
「まさか柊さんの娘さんが君だったとは…。」
「いや、わたしもびっくりしましたよ。」
これあれじゃん??夢小説でよくあるやつ、お見合い相手は降谷さんだった!!的な。
「まあとにかく、見合い相手が君でよかった。一応これを渡しておくが、君は僕のことをなんでも知ってそうだ。それについてはあまり深く考えなくていい。」
そう言って渡された分厚い書類をぺらぺらめくって少しだけ読む。
まあ要約するとお互いに干渉しないということや、ほぼ家に帰ってこないが気にしないこと、外で会っても安室透として接すること。
などだ。
あれ?これはまじで夢小説なのでは??このまま降谷さんと幸せコースまっしぐらなのでは??
とかなんとか思ったがよく考えてみると私の好きはアニメキャラに対する好きであって恋愛的な愛しているではないのだ。
それに、降谷さんも私に対しては違う世界から来たただの一般人くらいにしか思っていなさそうなので恋愛に発展することはまずないだろう。
そもそも、恋人いない歴=年齢な訳だから恋愛偏差値はほぼ0に等しい。
これ、私が降谷さんに落ちることがあっても降谷さんが私に落ちることなどないのでは…???
「それと家のことなんだが…」
「ん?ちょっと待ってください、降谷さん、別に無理しなくてもいいんですよ。いくら父親に世話になっていたとしても、降谷さんにだって、断る権利あるんですからね!」
「…。僕は、柊さんに数え切れないほどお世話になってるし柊さんのお願いなら出来るだけ応えたい。だからこの見合いもゆうなれば本望だ。なるべくこの見合いは受け取るつもりでいたが、君が望まないようなら断るしかないな。」
(分かりづらかった人に補足しておこう、彼の言う柊さんは父親のことだ。)
「いやいや、望まないって言うわけではないんです!むしろ嬉しいです!!ただ、あの、なんていうか、降谷さんは私の推しであって、そんな降谷さんと一緒に生活するとなると緊張してしまってですね…」
「…別に君と恋愛をしようだとかは思っていないんだ。お互いに友好的な関係を築けていければいいと思っている。」
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なし子(プロフ) - akumaさん» コメントありがとうございます!気に入って頂けて何よりです(^-^)これからもよろしくお願いします!! (2019年2月18日 22時) (レス) id: b16c87546b (このIDを非表示/違反報告)
akuma(プロフ) - 新しい話ありがとうございます!18話すごい好きです。面白くて繰り返し読んでます!これからもお願いします (2019年2月12日 21時) (レス) id: f48d4cbf1b (このIDを非表示/違反報告)
なし子(プロフ) - 朝凪来夢さん» コメントありがとうございます!朝凪来夢さんのことすげえ好きなんですけど() (2019年2月6日 20時) (レス) id: b16c87546b (このIDを非表示/違反報告)
朝凪来夢(プロフ) - 私の凡人アカデミアすげえ好きなんですけど() (2019年2月3日 15時) (レス) id: babb22cfda (このIDを非表示/違反報告)
なし子(プロフ) - 颯さん» コメントありがとうございます!頑張ります!!! (2019年2月3日 14時) (レス) id: b16c87546b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ポトハッハ(なし子) | 作成日時:2019年1月6日 17時