ギャグ日常日和

押してみましょう ページ4

運動会の中学校練習の帰り道。
そこでもおかしな話は出てくるものだ。

ちょうど信号で止まった時に、花屋さんがあって
自動ドアの押してくださいのボタンで男子が盛り上がっていた。

桜木「なぁ、この押してくださいが押してみてくださいだったらどうする？」

天城「なんの挑戦やねん。チャレンジャーしか入らへんのかい。」

石上「むしろ押さないでくださいだったらどうする？」

篠原「それ、店の意味ないやん。」

桜木「いいなそれ！それで押したら妖怪花がブワァァって襲ってくるとか。」

天城「嫌な店やな〜」

桜木「もう、押さないでくださいどころか入らないでくださいでよくね？」

天城・石上「それ、店ちゃうやん。」

桜木「本当やな。」

天城「もしかしたら、この店で殺人事件が起きて、店長がビビって入らないでくださいって・・・。」

桜木「なんか、その話この花屋に申し訳ない。」

石上「信号青になったで。」

桜木「あぁ行こうか〜。」


教室で

天城「正直言って、なんで押してくださいって書いてあるんか分からん。」

桜木「まだその話ひっぱるか。」

石上「あんたが言いだしっぺやん。」

桜木「たぶんな、押してくださいって書かないと、どうやったらドアが開けられるのかわからん人がガラスわって入ってくるかもしれんからや。」

天城「その人スゲェな。普通ガラス刺さるぐらい分かるからしないと思うんやけど。」

石上「天城やったらできるんちゃう。」

天城「神やからな。」

石上「紙やからガラス刺されへんかもよ。」

天城「だから紙ちゃうって。」

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