悪いこと…ぜんぶ。 (ページ4)

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「バイバイ！」

あれから1週間になるけど

先生も周りのみんなも変われへん

何事もなかったみたいに

『秘密にしますよ』

小瀧くん…約束守ってくれてるんだ

『会長、悪い子ですね』

ちがう……私は“いい子”なんやから

生徒会室の扉を開けた

「おはようございます…」

重「おはよう！一番乗りやないの珍しいな」

小「おはようございます！会長」

私は小瀧くんのところに行き小さい声で話した

「小瀧くん…生徒会が終わったら話があるんやけど、ええかな？」

「はい(笑顔)」

2時間後

「それでは…今回はこれで終了です」

皆「お疲れ様でした」

重「会長、大丈夫？いつも1人だけ残っとるやん！やれることあるなら俺も……」

「ううん、平気！ありがとう！重岡くん… 資料見返したら鍵閉めて帰るから…」

重「…そっか、じゃあ帰るな」

「ありがとうね、お疲れ様でした！」

パタン(扉が閉まった後)

小瀧くんはさっきからクスクスと笑っている

「…いつまでわろてるの」

小「失礼しました、会長」

と言って立ち上がり私の耳元で囁いた

小「会長…」

「っ…！！」

小「見て、後ろ」

「え…」

小瀧くんは後ろにあるカーテンを少し開けた

小「図書準備室」

また…別の子…

突然腕を引っ張れ机の上で寝ている状態になった

小瀧くんの手が私の腕を押さえていて身動きができない

小瀧くんは私のワイシャツのボタンをゆっくり外していった

「やっ…小瀧くん！！」

小「なんですか？俺に話があるって自分から待ってたのは会長やろ…今さら、やめてとか言うても無駄」

胸元を開けられ下着が見えている状態になってしまい

デコルテに軽いキスをされた

「……っ！！小瀧くん…っ」

小「無駄だって」

「だ…だからあの…っ！！ありがとう」

ピタッと小瀧くんの動きが止まった

小「は…？」

「ほんまに黙っててくれたやろ…先生のこと…」