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彼は私に頬…首筋……瞼…最後に…耳にキスをした
「小瀧く…」
彼の顔を見たくなり見上げた
彼の頬はほのかに赤くなっている
目を合わせ沈黙が続く
目を瞑った彼の顔が私の顔に近づく…
あと…。数センチ……
?「おーい、誰かいるのか?」
ドアの向こう側から聞こえた
ガチャッとドアが開いたと同時に小瀧くんの胸を押した
先「なんや、2人いたんか」
「ど…どうしたんですか?矢野先生」
先「生徒会室のあかりが見えたから誰かの消し忘れかと思って」
「そうなんですか…」
いつもどおりに振る舞えてるかな…
先「2人は何してたんだ?」
「あ………後夜祭!後夜祭を見てたんです!ここから見えるんで(ニコッ)」
私はその時に焦っていて気づかなかった
小瀧くんが私を見ていたことに。
先「俺も一緒に見ていい?」
「えーと…」
先「ああでも、2人の邪魔かな?俺」
「そ……そんなことないです」
小瀧くんはいきなり…
小「………俺、帰ります」
そう言ってカバンを持ってドアに向かった
「えっ待っ…わ、私もやっぱりそろそろ…」
先「2人とも帰るなら車で家まで送って行こうか?」
小「…っ!」
「あ、いえ……!!」
小・俺は無意識に会長を引き寄せていた
先「!!」
「あ、あの…/// 小瀧くん?」
小「いえ。なんでもないです… 俺は大丈夫なんで会長のこと送っていってください」
と言って行ってしまった
先「A、俺たちも行こうか」
「…私も大丈夫です(ペコっと頭を下げた)」
私は急いで小瀧くんを追いかけその場を後にした
先「……」
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カルタ(プロフ) - みのむしさん» ありがとうございます!!とても嬉しいです! (2020年10月21日 23時) (レス) id: 02a789d002 (このIDを非表示/違反報告)
みのむし(プロフ) - 大好きやーーー♪───O(≧∇≦)O────♪ (2020年10月21日 12時) (レス) id: e82b36cd8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルタ | 作成日時:2020年8月9日 14時