悪いこと…ぜんぶ。 (ページ3)

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「な…っちょ放し…！」

グイッと腕を引っ張られ

腰を腕で支えられている状態になった

小「…ほんまに会うだけで済むと思ってんの…？」

と言って私の手にキスをした

ビクッと体が反応してしまった…

小「…やめる？」

「やめ……へん」

小「会長、悪い子ですね」

耳元で囁いてきた

悪い子？私が…？

【翌日】

… 少しも眠れへんかった

先「A！おはよう」

「矢野先生、お…おはようございます……」

いきなり先生の手が私のおでこに触れた

え！？

先「どないした？なんか元気ないな、熱でもあるのか？」

「だ…大丈夫です！学園祭までにやる事が多いから疲れてるのかも」

気づいてくれはった…それが…

うれしいなんて。

ほんまにアホなんとちゃうん…

全部、知っとるくせに。

？「おはようございまーす！」

先「おう！おはよう、元気やな」

この声が誰だか…すぐにわかった

小「べつにいつも通りですよー……会長？」

と言って下を向いていた私の顔を覗き込んできた

「っなに…」

小「おはようございます！」

「おはよう…」

と下を向いたまま言った

小瀧くんが私の耳元で

小「大丈夫ですよ…今日はまだ木曜なんで(小声)」

と囁いた

「っ…(小瀧くんの顔を見た)」

小「あれー会長真っ赤ですよ… 具合悪いなら保健室行ったらどうですか？」

「…平気」

女「あっ！望！！一緒に行こ～」

小「おはよ、日高」

先「あいつの周りいつも賑やかやなー」

「そうですね」

水曜日…どうなるんやろう

そして、あっという間に水曜日

【放課後】

唯「あれっA、何やってんの？今日、生徒会じゃなかったっけ」

この子は親友の鈴木唯

「そうなんやけど…」

唯「サボりか！つき合おう！」

「サボれへんし野球部のマネ1人やろ！あかんで…」

と言って唯の背中を押した