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「先に帰ってていいよ」
小「いや、それなら俺も手伝いますよ!」
「ううん…ひとりで大丈夫、ありがとう」
小「… そう…ですか、じゃあ…お疲れ様でした」
「お疲れ様!」
小瀧くんは生徒会室を出た
時間だ…
私はカーテンを少し開けそこから見える向かいの
教室を見た
あーあ…また違う子か
先生は毎週水曜日…生徒会が終わった後…
悪いことをするのが好きみたい
(キス・体の関係)
そして、私はそれを…ただ見とるだけ
『Aはええ子やからな』
私は生徒会長やのに…ええ子なんかじゃない
ノックの音が聞こえドアが開いた
小「会長、まだ残ってるんですか?」
私はすぐにカーテンを閉じた
「ど…どうしたん?忘れ物…?」
小「んー…忘れ物っていうか……」
ドクッドクッと心臓の音が大きくなっていった
小「会長……さっきからなに隠してんですか?」
と言って私の後ろにあるカーテンを開けようとしてきた
「ま…待って!!小瀧くん、ここは…っ」
小「ふーん…やっぱり会長も知ってたんだ」
え…
小「知ってますよ、矢野先生が向こう側でなにしとんのか」
「小瀧くん……?」
小「会長って矢野先生のこと好きなんじゃなかったですか?」
「えっ…そんなわけ…」
小「見てればわかりますよ」
バレてる…
小「ねぇ…会長、好きな人があんなことやってんの見てて楽しいですか?しかも、婚約者までいるのに…みんなが知ったら……」
「秘密にして…!!」
と小瀧くんの口を手で覆った
「なんでもする…から」
突然小瀧くんが私の手を握ってきた
小「俺、会長に興味あるんですよね」
「え…?」
小「いいですよ、秘密にします。約束……その代わり…毎週水曜日、生徒会が終わった後…俺とここで会ってください。」
「…それだけでええん?」
小「あんなもん隠れて見てたくせに随分ピュアなんやね」
そう言って腕を掴まれた
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カルタ(プロフ) - みのむしさん» ありがとうございます!!とても嬉しいです! (2020年10月21日 23時) (レス) id: 02a789d002 (このIDを非表示/違反報告)
みのむし(プロフ) - 大好きやーーー♪───O(≧∇≦)O────♪ (2020年10月21日 12時) (レス) id: e82b36cd8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルタ | 作成日時:2020年8月9日 14時