アンタをからかいたい (ページ3)

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【バレーの練習試合】

唯「まったくバレーに興味なかったAが練習試合見にくるなんてね～」

「え…へへ…」

唯「そーかそーか、ついにAにも好きな人が～」

「すっ！？へ！？」

唯「え？好きなんやろ？藤井先輩のこと」

「ちちち、ちゃうよ！ウチは純粋にバレーをしてる流星先輩を応援してるだけで…」

唯「はいはい、試合始まっちゃうよ！よーし今日も中間部長を応援するぞ～」

「聞いとる？唯～！」

試合が始まり、頑張ってる流星先輩にキュンキュンしていた

「はっ！」

あかんアカン！何ときめいてんだ…ウチ！

だって、意地悪してくるのもからかってくるのも

流星先輩にはそれ以上の意味なんてない…

せやから、この気持ちやって…好きってことじゃ…

そんな考え事をしていたら

唯「A！！」

ダンッ…とボールが私に直撃した

唯「A大丈夫！？」

ボールの衝撃でよろけて倒れてしまった

中「Aちゃん頭打ってない？」

「あ…はい…」

中「当たったとこ、見せ…」

と私のことを触ろうとした中間先輩の腕を流星先輩が
掴んだ

流「怪我は？」

流星先輩は保健室に私を連れて行こうとして

お姫様抱っこしようとして肩を触ったが…

「もー！流星先輩もみんなも心配しすぎですよ！」

私はジャンプとかして元気をアピールした

本当はボールが当たった足…めちゃくちゃ痛い

「あ…でも、念のため1人で保健室には行ってくるので先輩たちは試合を続けてください！」

唯「うち、ついて行く…」

「いーのいーの！唯は中間先輩の応援しなきゃ！
　(ヒソヒソ)」

「流星先輩！絶対勝ってくださいね！
　それじゃあ、保健室行ってきます」

痛いのを我慢し保健室に走って向かった

〈流星サイド〉

『試合再開します』

中「Aちゃん…大丈夫かな…」

流「淳太部長…俺……この試合すぐ終わらせます」

続く

読んでくださってありがとうございます！
胸キュンできるような内容にしていくつもりなので
よろしくお願いします！