【ヒロアカ】個性”怪異” (ページ41)

今日:160 hit、昨日:227 hit、合計:99,497 hit

怪異39 ページ41

※オリジナルです

「START!!」

ダっと走る
そして、紙を引くと……

『借り物競争でこのお題が出るの初めて見たよ』

【ドM】

『てか、誰が書いたのこれ』

とりあえず、探しますか
てかこれ、全国放送でしょ？私はドSってバレても良いけどドMの人終わるじゃん

『ｽｳ-…ドMの人いませんかーーー?!』

「「「………」」」

『だろうな！』

ﾏｲｸ「"とんでもないお題を引いたな！怪奇！"」

『マジ、これ誰が書いたの?!』

ミッ「私よ！」

『ミッドナイト先生かよ！』

「あの、私ドMです……」

ﾏｲｸ「"マジでいたよ"」

『すみませんが、私と一緒に…』

「嫌です」

『ですよね!!』

「いえ、バラすのは良いんです。でも……貴女、さほど目立った動きもしていないし、そんなんじゃ、私のドM心は…」

『ちょっと一旦黙ろっか』

「ﾑｸﾞ！」

女の人の頬を片手で挟む

『コッチは優勝する気でやってんだよ。てめぇがとやかく言うな。雌豚ごときの存在が私に口出しするな』

「！」

『返事はブヒしか認めねぇ。良いな？』

「ぶ、ブヒ…！」

『じゃあ、これ付けてゴールしよっか』

そう言って取り出したのは……

「く、首輪……？」

ﾏｲｸ「"怪奇、とんでもない事しようとしてない??"」

相澤「あいつの事だ、ドS心が疼いたんだろ…」

上鳴「なぁ、緑谷」

緑谷「な、何？上鳴君」

上鳴「怪奇も幼馴染みなんだよな」

緑谷「うん」

上鳴「アレは昔からなの？」

緑谷「小学生の時からずっとだよ」

上鳴「……大変だな」

緑谷「うん、ほんとそうだよ…。でもね、その時の顔がものすごく活き活きしてるんだ。その顔を見ると安心するんだ」

上鳴「なんで??」

緑谷「詳しくは言えないけど、Aちゃんの家、少し複雑だから……」

上鳴「そっか…」

『ブヒって言えよ』

「ぶ、ブヒ」

『賢いね〜。首輪も付けたし、ゴールしよっか。あ、四つん這いでね。異論は認めないから』

「ブヒ」

『さーて、行こうか。雌豚ちゃん』

多分だけどこれ、後で皆にドン引きされるよね？

ミッ「怪奇さん、ゴール！そしてお題は？」

『見て分かりませんか、ドMです。てか、アンタが書いたんだから分かるでしょ…』

ミッ「まさか貴女に当たるとは思わなかったのよ」

『全国放送でドMをお題にするのはヤバいですよ』

ミッ「まぁ……結果オーライじゃない！」

『はァ……』

なんか、一気に疲れた…