【ヒロアカ】個性”怪異” (ページ25)

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怪異23 ページ25

『ｳｹﾞｪ……。聞いて、後悔しません？』

オー「え」

『引き返すなら今のうちです。ｵﾛﾛﾛ……』

緑谷「今後のためにも僕は聞きたいかな？」

オー「覚悟は出来ているよ」

『分かりました。でも、ちょっと待ってください。まだ吐いて))ｵﾛﾛﾛﾛﾛ……』

オー「…大変だね」

緑谷「ですね……(苦笑い)」

緑谷sideEND

『ｹﾞｪｪ……。やっと治まった…。えっと、コトリバコの作り方だったよね…。手順はね……』

1 簡単に開けられないよう、複雑に合わさった木箱を作る

2 その中を雌の畜生の血で満たし一週間待つ

『で、ここから問題なんだよね』

3 胎児から10歳までの体の一部を入れる

緑谷/オー「ッ?!」

『で、その入れる子供の数によってコトリバコの呼び名が変わる』

1人…イッポウ

2人…ニホウ

3人…サンポウ

4人…シホウ

5人…ゴホウ

6人…ロッポウ

7人…シッポウまたはチッポウ

8人…ハッカイ

『ね？ヤバいでしょ？』

オー「おぞましい……」

『それで』

4 決して開けられない様に厳重な封をする

『これで、コトリバコは完成。で、殺したい相手に渡してコトリバコの呪いで殺す。コトリバコは完全なる呪具だよ』

緑谷「ッ……」

『だから言ったでしょ。胸糞悪いって。コトリバコは今や都市伝説としての存在』

オー「でも、君は怪異として召喚出来る、そう言う事かい？」

『ええ。でも、簡単に召喚するわけにはいきませんし。メリットは大きいですけど、デメリットがかなりヤバいんで』

オー「他にもいろいろあるのか？」

『ええ。怪異の事に関しては全部、頭の中にあるんで。て事で寝ます』

オー「え？」

『デメリットの1つです。怪異が消されたので、回復のために寝ます』

緑谷「巨頭オと酒呑童子、消されたもんね…」

『ん。では…ｽﾔｧ』

オー「早くない？」

緑谷「Aちゃん、怪異が消された時の寝るはすっごく早いんです」

オー「な、なるほどね…」

・

〜2時間後〜

『ただいまー』

父「A！」

そう言って父さんは私を抱きしめる

『父さん、ちょっと苦しい…』

父「あ、ごめん…」

リビングに移動する

父「学校から連絡が来て…。身体はなんともないのか？」

『……宿儺を召喚する羽目になった』

父「！…瘴気は？」

『大丈夫。学校で吐いて来た』

父「そうか…。良かった、無事で」

『父さんは心配症だなぁ』