【ヒロアカ】個性”怪異” (ページ1)

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プロローグページ1

？「おい、A！出久！早く来いよ！」

緑谷(幼)「待ってよかっちゃん！」

『待ってよ〜！』

この時はまだ楽しかった

緑谷(幼)「かっちゃんの個性、かっこいいなー！」

『うん！』

爆豪(幼)「へ！だろ！」

緑谷(幼)「僕も早く出ないかなー？」

『わたしもー！』

でも……

母「今……なんて」

「お子さんの個性は【怪異(かいい)】です。名の通り、怪異を出したり操れます」

『お母さん……？』

母「ありがとうございます……行くよA」

母はこの個性を嫌った

母「怪異なんて……怪物じゃないの……！」

『……ごめんなさい』

それだけならまだ良かった

爆豪(幼)「個性なんだったんだ？」

『えっとね……私は【怪異】だって！』

緑谷「ぼ、僕は……無個性……なんだ」

出久が無個性と分かった瞬間、かっちゃんは出久を虐める様になった

・

数年経ち、今は中学3年生

先生「えー……お前らも3年という事で本格的に将来を考えていく時期だ。今から進路希望の紙を配るが……皆、大体ヒーロー科志望だよねー」

「「「うぇーい!!」」」

爆豪「先生ー。皆とか一緒にすんなよ。俺はこんな没個性共と仲良く底辺なんざ行かねーよ」

「そりゃねぇだろ勝己!!」

爆豪「モブはモブらしくうっせぇ！」

先生「あー、そういや確か、爆豪は雄英高だったな」

「雄英って国立の？」

「今年、偏差値79だぞ？」

「倍率も毎度やべぇんだろ？」

爆豪「そのザワザワがモブたる所似だ。模試じゃA判定、俺はうち唯一の雄英圏内……あの、オールマイトをも超えて俺はトップヒーローになり必ずや高額納税者ランキング名を刻むのだ!!」

先生「そういや緑谷と怪奇(かいき)も雄英志望だったな」

先生がそう言うとドッとクラスで笑いが起きた

「緑谷?!無理っしょ!!」

「勉強出来るだけじゃ入れねんだぞー？」

「そう言う怪奇も無理だろ！」

「個性、敵(ヴィラン)向きだしな！」

『ねぇ……』

一斉に皆が黙る

『馬鹿にするなら”呪い殺す”よ？』

緑谷「Aちゃん?!」

爆豪「殺ってみろや！化け物！」

『……言ったね』

先生「おい、落ち着けよー！」

元はお前が言ったからだろうが……

『(くっだらな)』