神獣の力を持つ女の子【ワンピース】 (ページ36)

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21話『魔性の女』ページ36

ゾ「てめェらのお陰で仲間を見失っちまった」

『ルフィの行先なら分かってるから指示したらその方向に漕いで』

ゾ「あの状況で分かるのかよ……」

『厳密に言うと、匂いを辿れば……』

ゾ「匂い？」

『詳しい事は後で話す。それで？何で貴方達は海のど真ん中で溺れてたの？』

「それだっ!!よく聞いてくれました!!」

「あの女っ!!」

「そう、あの女が全て悪いっ!!」

「しかもかわいいんだ、けっこう!!」

「ありゃあ、俺達が商船を襲った帰りの事でした」

バギー一味の話を聞く

「＿＿って言う次第なんですよ！」

「酷いでしょ!?」

ゾ「天候まで操るのか…」

『その人、海を知り尽くしてるわね。あわよくば、航海士になってくれるかしら？』

「あいつは絶対探し出してブッ殺す!!」

「それより、宝をまずどうする」

「そうだぜ、このまま帰っちゃバギー船長に……!!」

ゾ「その、バギーってのは誰なんだ…!?」

「俺たちの海賊船の頭ですよ。”道化のバギー”を知らねェんで？”悪魔の実シリーズ”のある実(・・・)を食った男でね、恐ろしい人なんだ!!」

ゾ「………悪魔の実を…？」

NOside

一方その頃ルフィはナミという海賊専門の泥棒と一緒にいた

ナミ「へーー。海で仲間とはぐれちゃったんだ。何人？」

ル「2人だ。その俺の1人は姉ちゃんなんだ！」

ナミ「へぇ、お姉さんがいるのね」

ル「おう！俺より強くて、とにかくスゲェんだ！」

ナミ「……。そんなに尊敬しているのね、アンタのお姉さん」

ル「おう！自慢の姉ちゃんだ！」

そのまま話は進み……

ル「ふーん。そんなに怖ェのか。そのナミーって海賊は」

ナミ「ナミは私だ!!海賊はバギーー!!! (一緒にすんなっ!!)」

また話は進み……

ナミ「＿!?下等な空き巣なんかと一緒にしないで!!あんたと喋ってると疲れるわ!!」

ル「まあ落ち着けよ (ははは)」

ナミ「あんたがそんな能天気ならお姉さんはもっと能天気なのかしらね…」

ル「姉ちゃん？姉ちゃんは能天気じゃねェぞ？」

ナミ「あら、以外。姉弟って性格とか似るのにね」

ル「皆から言われるんだ！性格が似てねェって！」

ナミ「(そこまで言われるなら相当似てないのね)」

NOsideEND

「着きました、ゾロの旦那!!A嬢!!」

ゾ「何だ…。がらんとした町だな」

『(人の匂いはあるけど、少数…。そして、火薬の匂いが少し…面倒くさい事が起きそうね)』