神獣の力を持つ女の子【ワンピース】 (ページ33)

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18話ページ33

ル｢そうだね。1人仲間も出来た事だし、じゃ今から海賊って事にしよう！｣

「反逆者としてだが、我々の基地とこの町を実質救って貰った事には一同感謝している。しかし君らが海賊とわかった以上、海軍の名において黙っている訳にはいかない。即刻この町を立ち去ってもらおう。せめてもの義理を通し本部への連絡は避ける」

海軍の人がそう言うと町の人達は抗議し始めた

『じゃ、行きましょう。リカのお母さん、ごちそうさまでした！』

私がそう言うとルフィは立ち上がり、ゾロも立つ

リカ「Aお姉ちゃん、もう行っちゃうの？お兄ちゃん達も……」

無言でコビー君を通り過ぎる

ｺﾋﾞ-｢！｣

「君も仲間じゃないのか？」

ｺﾋﾞ-「え！ぼく……!!ぼくは……!!」

＿＿ル「別れちゃうけどな。ずっと友達だ」＿＿

ｺﾋﾞ-「ぼくは彼らの…仲間じゃありません!!!」

『ｸｽ』

「………！待ちたまえ君達!!」

「本当かね？」

ル「……。おれ、こいつか今まで何やってたか知ってるよ」

ｺﾋﾞ-「！ルフィさん………!?(まさか……!!)」

ル「どの辺の島だかわかんねェけど、こーんな太った女の海賊がいてさァ。アルビダっつったかな」

ｺﾋﾞ-「ちょ(海賊船に居た事がバレたら…海軍に入れなくなっちゃう!!!)やめて下さいよ…」

「………」

ル「何だかイカついおばさんなんだけど、2年間もこいつそこで…」

ｺﾋﾞ-「(やめて下さいよ!!やめて下さいよ……!!!)やめて下さいよ!!!!」

バキッ

「!!?」

「「「………!!」」」

ｺﾋﾞ-「………!!!」

ゾ「『………』」

ル「やったなこのヤロォ」

バキ!!

ｺﾋﾞ-「!!」

ル「このやろ。このやろ」

ドカッ!!バキッ!!ボコ!!

「！」

「やめたまえ!!!これ以上この町で騒動を起こす事は許さんぞ!!!」

『ルフィやり過ぎよ』

そう言いながらルフィの首根っこを掴む

ゾ「そうだぞ。その辺にしとけよ」

コビー君は倒れたまま

「君らが仲間じゃない事はよくわかった!!!今すぐこの町を立ち去りなさい!!!」

ｺﾋﾞ-「(わざとか…!!!僕のために!!!わざと僕にけしかけて…!!!殴らせて…!!!)」

『ふぁ〜……』

ゾ「捕まえたって構わねェんだぜ…。できるなら」

「ひっ」

ｺﾋﾞ-「(また…!!僕は最後の最後まであの人に頼ってしまった!!!何も変わってないじゃないか!!!ぼくは…!!バカか…!!?ここかはい上がれなきゃ、本当にバカだ!!!)」