神獣の力を持つ女の子【ワンピース】 (ページ31)

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17話『”友達”』ページ31

｢た…大佐が負けた…!!!｣

｢モーガン大佐が倒れた!!!｣

ゾロは刀を鞘に入れ、こう言った

ゾ｢まだ俺達を捕らえてェ奴ァ名乗り出ろ！｣

ゾロがそう言うと海軍の奴らは顔を見合わせ

喜んだ
ん？

『なーんで喜んでんの？』

ｺﾋﾞ-「……皆、モーガンが怖かっただけなんだ…!!」

そしてゾロは倒れた

ル「ゾロ!?」

ｺﾋﾞ-「ゾロさん!!」

『！大丈夫?!』

ゾ「はァ食った…！流石に9日も食わねぇと極限だった!!」

ル「じゃあどうせ1ヶ月は無理だったんだな！」

ゾ｢おめェはなんで俺より食が進んでんだよ｣

『それがルフィだよ』

ｺﾋﾞ-「すいません。なんか…僕までご馳走に…」

｢いいのよ！町が救われたですもの！｣

リカ「やっぱりお兄ちゃん、凄かったのね！」

ル「ああ、凄いんだ。もっと凄くなるぞ俺は！」

ゾ｢それで、ここから何処へ向かうつもりだ？｣

ル｢”偉大なる航路(グランドライン)”へ向かおう｣

｢!!!?｣

ルフィの発言にため息をつき、頭を抱える
コビー君は色々ルフィに言う

『ほんっとルフィは……ハァ〜』

するとコビー君が

ｺﾋﾞ-「ルフィさん。僕らは…!!付き合いは短いけど、友達ですよね!!!」

ル「ああ、別れちゃうけどな。ずっと友達だ」

その言葉を聞いてコビー君は嬉しそうな顔をする

ｺﾋﾞ-｢僕は…小さい頃から、ろくに友達なんていなくて…ましてや、僕の為に戦ってくれる人なんて絶対いませんでした。何より僕が戦おうとしなかったから…!!だけど、貴方達三人には……!!自分の信念に生きる事を教わりました!!!｣

ル｢だから俺は”偉大なる航路(グランドライン)”へ行くんだよ｣

ゾ「まァそうなるな」

ｺﾋﾞ-「あっそうか。…って！いや!!違いますよ！だから僕は、今行く事が無謀だって…」

ゾ｢それよりお前は大丈夫なのかよ」

ゾロが刀の柄の先でコツン、と弾きながらそう言った

ｺﾋﾞ-｢え？｣

ゾ「雑用でもアルビダの【海賊船】に2年居たのは事実なんだろ。海軍の情報力を見くびるな。その素性が知れたら入隊なんてできねぇぜ」

『あ〜、そう言えば海軍の情報収集ってえげつないよね〜』

今思えば”あの時”も早かったよね〜

｢失礼！｣

そう言って入ってきたのは

「君らが海賊だというのは本当かね…」

海軍だった