神獣の力を持つ女の子【ワンピース】 (ページ25)

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13話ページ25

ル「よっ」

ゾ「また来たのか。海賊の勧誘なら断ったハズだぜ…!!」

ル「俺はルフィ！縄解いてやるから仲間になってくれ!!」

ゾ「話聞いてんのかてめェ!!」

そのやり取りを呆れながら聞く

ゾ「俺にはやりてェ事があると言っただろう。誰が好んで海賊なんて外道になるか」

ル「別にいいじゃんか。お前元々悪い賞金稼ぎって言われてんだから」

ゾ「世間でどう言われてるかは知らんが、俺は俺の信念に後悔するような事は何一つやっちゃいねェ！これからもそうだ。だから海賊にもならねェ!!」

ル「……知るか！俺はお前を仲間にするって決めた!!」

ゾ「勝手な事言ってんじゃねェ!!」

『ルフィはそういう奴なのよ……』

私は半ば遠い目をしながらゾロに言う

ゾ「大変そうだな……」

『はは……』

ル「お前、刀使えるんだってな！」

ゾ「フン…ああ。何かに体を括り付けられてなきゃ一応な」

『刀はどうしたの？』

ゾ「取られたよバカ息子に。命の次に大切な俺の宝だ…!!」

ル「へー宝物か。そりゃ一大事だな!!」

宝物、ね
どっかの誰かさんと一緒ね(･∀･)

ル「そして俺から刀を返して欲しけりゃ、仲間になれ」

ゾ「タチ悪ィぞてめぇ!!」

ル「よし！行ってくる!!」

ゾ「基地に乗り込むつもりかよ。バカかあいつは…!!」

『正真正銘のバカよ。ルフィは』

ゾ「てめぇはあいつと違うらしいな」

『流石にルフィと違って真面目よ(この事本人に言ったら怒るけど)』

ゾ「てめぇとあいつの関係は何だ？妙に仲が良いが……」

『ああ。姉弟よ』

ゾ「姉弟?!似てねぇな。性格が」

『黙らしゃっい』

しばらくゾロと話ているとコビー君がやって来た

『コビー君』

ｺﾋﾞ-「あれ？ルフィさんは？」

『ああ……ルフィなら』

ルフィが基地に行った事を話すと

ｺﾋﾞ-「あの人無茶苦茶ですね……」

ゾ「本当だぜ。何者なんだあいつは」

するとコビー君はゾロの縄を解き始めた

『コビー君!?』

コビー君は縄を解きながら自分の思いを暴露する

ｺﾋﾞ-「ぼくはきっと正しい海兵になるんです!!ルフィさんが海賊王になるように!!」

ゾ「何？か…海賊王だと…!?意味分かって言ってんのか」

ｺﾋﾞ-「えへへへ…ぼくも驚きましたけど、だけど本気なんです。彼はそういう人です!!ですよね、Aさん!!」

『ええ。ルフィはそういう奴よ』

コビー君の言葉に笑いながらそう言う