ハイキュー!!怖い話！体験談！オリジナル

恐怖隠れんぼ　岩泉　一 ページ26

小学六年の夏

あれはしとしと雨が降る放課後だった


及川とA、及川が連れてきた猛と一緒に

学校でかくれんぼをする事になった


さっそく、鬼を決めるためにジャンケンをしたら、

一発で負けてしまった

「岩ちゃんってば弱い弱い」

「うるせえクズ川！早く隠れろよ」


ウヘペロ状態で、走っていった←←

腹立つ奴だ



「98、99、100」

俺はダッシュで、探した


「A見つけ！」

「猛見つけ！」


次々と二人を見つけ、残るは及川だった

ふと、トイレの前を通る時、気配を感じたから


一つ一つ、ドアを開けた

すると、思ったとおり、一番奥のドアに鍵が

かかっていた


『及川だな！出てこいよ！』

「ううっ....」

まさか....本当にしてるとかか？

ちょっと待ってるか


しかし、何分経っても出てこない


「おい！ふざけるな！早く出てこいよ！」

「う゛う゛....」


中から低く、振り絞った声が聞こえる


すると....

「もう、なにやってるの？」

『及川の奴、そこに隠れて出てこないんだ』

「何を言ってるの岩ちゃん！俺、お前が全然探してこないから

自分で出てきちゃったよ！」


『え？及川....】


俺の後ろにさっきまで探してた及川がいた


『今さ、及川ここの奥のトイレに隠れてただろ』

「俺が隠れてたのは本館だよ！それにこの学校に

いるの俺達だけだし....」

『だってさっきこのトイレの中に声が....』

そう言って振り返ると…さっきまで

叩いていたドアは釘で板を打ちつけられ









使用禁止と



書かれていた....

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