私は虚偽と献身

十戒登場 ページ20

ゼルドリスside


ﾒﾗ「フラウドリン、その身体はもしや人間のもの？」

〈信仰〉のメラスキュラ

ﾌﾗ「あぁ、使い勝手のいい身体でな。」

〈無欲〉の代理をしているフラウドリン

ｸﾞﾛｷ「なぜ、あたしたちだけ脱出できたんスか？」

〈安息〉のグロキシニア

ﾌﾗ「封印解除に必要な女神の使徒の血が、完全ではなかったためだ。すまんな。」

ﾃﾞﾘ「ケツから言って、少なくね？」

〈純潔〉のデリエリ

ﾓﾝ「それはー、女神族や巨人族、妖精族の気配が少ないということかい？」

〈沈黙〉のモンスピート

ﾃﾞﾘ「ん。」

ﾌﾗ「3000年前の戦いで、奴らはかなりの勢力を失った。我ら同様にな。実質、ブリタニアを支配しているのは人間だ。」

ﾒﾗ「あらまぁ。5種族中、最も短命で脆弱かつ惰弱な種族が。」

ｶﾞﾗﾝ「おい！お主は一人、封印を逃れたのじゃろ？何をサボっとった！」

〈真実〉のガラン

ﾌﾗ「私もいろいろあって。目覚めたのは、ほんの10年前なのだ。それに、事を運ぶには、七つの大罪という邪魔な存在がいてな。」

ｾﾞﾙ「メリオダス…か…」




裏切り者の兄、メリオダス。







そして、









Aを奪った憎き奴。

ｾﾞﾙ「フラウドリン、Aはメリオダスと一緒なのか？」

ﾌﾗ「それが、Aの行方がわからないのだ。すまん。」

ｾﾞﾙ「そうか…」







A、どこにいる…


ﾃﾞﾘ「ケツから言って、だりぃ。休みてぇ。」

ｾﾞﾙ「あぁ、何をするにも、まずは休息をとることが最優先だ。女神の封印の作用で、魔力がすっからかんに消耗させられている。確か、少し東にエジンバラの丘があったはずだ。行くぞ！」






待ってろ、A。









今度は俺がお前を奪う。

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