私は虚偽と献身

久しぶりの運動 ページ13

Aside


ﾒﾘ「なぁ、A。お前、少し体動かしたほうがいいんじゃねぇか？」

テーブルを拭いている私に、突然団長がそう言ってきた。




貴「太ったって言いたいの？」


確かに運動はしてないけどさ、そこまで体重増えてないよ。

たぶん←


ﾒﾘ「そんなんじゃねぇよ。お前の体は誰もが認めるほどのナイスバディだぜ！」

さり気なく私の体に触ろうとする団長の手をかわす。




ﾒﾘ「…」




なんでそんなに落ち込むのよ。


私が悪いみたいじゃない。



ﾒﾘ「ただ、いつまた戦ってもベストな状態にするためさ！」


団長はそう言うとキリッとした顔で私を見る。








君は、情緒不安定過ぎじゃない？



さっきまで落ち込んでいたのに、いきなりドヤ顔しだしたよ、こいつ←



ﾒﾘ「よし、A！行くぞ！」


こうして私は半ば強制的に外に出された。



　




ま、団長のそういうとこ、嫌いじゃないけどさ。

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