【ヒロアカ】魔法使いさん、貴方最強ですか？！ (ページ16)

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魔術が16回ページ16

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試験は無事終わった
終わったから家に帰った

帰ると知らない靴が一足あった

『只今』
「お帰り！鏡ちゃん」
「鏡水、お帰り」

『嗚呼、誰か来ているのか？』
「そうそう！鏡ちゃんが雄英から推薦貰ったって聞いて来てくれたのよ？」
「嫌…楓？
誰が来たのか言わないとわからないよ？」
「そうだったわ！
私の弟、天塚(あまつか)真崎(まさき)よ鏡ちゃんからしたら叔父さんね」

「あれ？帰ってきたのか」
「あら、気付いて無かったの？」
「お！鏡水だ！久しぶりだな！！」
「ガキの頃以来だよな？」

『師匠…？』

もしかして、と思った

師匠なのでは…と

「師匠って……呼ばれるの初めてだな！どうした急に？」

嗚呼…

「何かむず痒いけどな！」ﾆｼｼ

違う

師匠じゃない

ほんの少しの

小さく…淡い期待だった

師匠も魔術を使えるから

もしかしたら…って思ってた

駄目だな…

こんなんじゃ…師匠に笑われる

泣き虫な所は治ってねぇな…って

「鏡ちゃん？」
「鏡水？」
「どした？何か俺言っちゃ不味いことを…！」

『否…何でもない』
『師匠(知り合い)と間違えたみたいだ』

『母さん、今日は疲れたよ、夕飯は何だ？』
「鏡ちゃんの大好きなパスタよ！」

『楽しみだ』ﾆｺﾘ

手紙を書こう…

師匠に宛てて

感謝の気持ちを

謝罪の言葉を

伝えきれなかったことを

書いて

師匠に届くように…

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シリアス入れてみましたが…
私にシリアスは向かない…(泣)