私は貴方が好きなの。

1 ページ2

高校三年生7月








　 『おはよー』







友達「あ、Aおはよ〜」






友達「今日は遅刻しないんだ笑」





　 『毎日するかっての〜』






あ、また伊野尾くん寝てる。





家でいつも何してるんだろ。





おはようって言ったら返してくれるのかな笑






　 『伊野尾くんおはよ〜…』






「…長谷川？おはよ」






　 『あっ…笑』






目瞑ってるだけで寝てなかったんだ







「なんで笑ってるの」






　 『いや、別になんでもないよ』







「なんだし笑」







　 『なんでいつも寝てるの？』







「夜ずっと起きてるからかな？」







　 『ちゃんと寝なよ〜そんな時間まで何してるの？』






「いやらしいテレビとか？笑」





　 『気持ち悪いわ笑』






伊野尾くんってこういう人なんだな、もっと静かな人だと思ってた





面白そう






「長谷川」





　 『う、え、なにっ?!』






「後ろ」







　 『え？』






先生「はよ、席つけ長谷川」







　 『あ、先生。は〜い』







「ハハッ」






なーに笑ってんだし






もうちょっと話せたらよかったな





次の休み時間に話しかけてみよっと

2→←登場人物

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す