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ジ「...そう。
YOUならそう言うと思ったよ。
むしろこれで無理なんて言うようじゃ困るからね。
いいかい、うちの事務所は恋愛禁止じゃない。
ただファンを悲しませるなっていうのは何度も言ってるよね。
YOUはそれをしてしまったんだ。
それもこんな嘘の記事で。
何百人、何千人というファンを傷つける事になる。
これは真実で悲しませることよりずっとタチが悪い。
わかるね。」
重「...はい」
ジ「そしてそれはYOU自身に返ってくる。
きっといろんな方向から、いろんな方法で。
YOUはそれに負けたらいけない。
凛として立ち続けなくちゃいけない。
最初は違ったとしても、時には理不尽に思う事もあるだろう。
でもYOUがそこで逃げ出す事を僕は絶対に許さないよ。
いいね。」
重「はい！」
社長の言葉がすとんと胸に落ちてくる。
それはきっと大毅も同じだ。
ジ「それじゃあ明日にでも皆集めてこの件説明しちゃいなよ。
僕は明日ハワイに飛ぶから後は2人に任せていいね。
」
美A「「はい！」」
ジ「じゃあYOUはこれから焼肉でも食べに行こうか」
重「は、今からっすか？」
ジ「来週からしばらく食べ物美味しいと思えないだろうから、今のうちに美味しい物食べちゃいなよ」
重「え...」
ジ「えー、何？ツッコんでくれないの？
YOU達そういうの売りにしてるんじゃないの？」
広「社長、今それ笑えないです」
熊「さすがに重岡くん可哀想です」
ジ「そう？まぁいっか。
じゃあ後の事はよろしくね」
社長が、ゆっくり廊下を目指して歩き出す。
ジ「あ、Aくん」
「はい」
ジ「YOUのおじゃる丸また聞きたいから今度暇な時電話しちゃいなよ」
「は、」
熊美「「ふ(笑)」」
面接に立ち会った美和と熊谷さんが小さく吹き出す。
それを見て楽しそうに笑って、社長は会議室を後にした。
広「それでは、この件の取材対応はこちらで一切を引き受けます。
高野さんとAさんはファンの対応及びタレントのケアをお願いします。
熊谷さんはそのフォローで。慣れてるでしょう？
...それでは失礼します」
広報担当の方も一礼すると会議室を出た。
熊「...最後のあれ、嫌味だよなぁ(笑)」
「何ですか、あれ」
熊「JUMPも何回かくらってるから、こういうの」
なるほど...。
重「あの、ほんまにすみませんでしたっ...！」
4人が残った会議室で私達に向かって頭を下げたのは大毅で。
美「とりあえず、今日はもう帰ろう。
詳しくは明日にして。
重岡の事は私が送るから。一度解散で」
熊重A「「「はい」」」
私は美和の気遣いに甘えて、1人家路に着いた。
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のら(プロフ) - chiiiiiさん» コメントとありがとうございます！受験...！大変な時期ですね！そんな時にも読んで頂けて嬉しいです。私もそんな話書きたい...(笑)このシリアスモードが落ち着いたら是非、書かせてください！ (2019年11月13日 20時) (
レス) id: 722c2a39b7 (このIDを非表示/違反報告)
chiiiii - この小説が受験勉強の癒しです！風邪っぴきしげちゃんの看病が見たいです！これからも頑張ってください！ (2019年11月7日 21時) (レス) id: f05db0f9cf (このIDを非表示/違反報告)
のら(プロフ) - よしのさん» 作者の妄想話をそんな風に言って頂けて嬉しいです！お気遣いもありがとうございます、頑張ります！ (2019年11月1日 8時) (レス) id: 722c2a39b7 (このIDを非表示/違反報告)
のら(プロフ) - ゆんさん» コメントありがとうございます！キュンとして頂けて嬉しいですー！更新頑張りますね！ (2019年11月1日 8時) (レス) id: 722c2a39b7 (このIDを非表示/違反報告)
よしの(プロフ) - すごく素敵な作品で、きっと完結しても何度か読み直すんだろうなと思っています！無理せずゆっくり頑張ってください＾＾ (2019年10月30日 20時) (レス) id: 20fd6cf58f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のら
| 作成日時：2019年10月18日 21時
