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本当にすごく感動した。
始発前から長い列を作るグッズ販売のコーナー。
ライブが始まる前から聞こえるファンの歌声。
会場目一杯に輝く色とりどりのペンライト。
ステージ上で踊り歌う皆の姿。
ライブDVDは散々見たし、ゲネを見た時もいらない心配なんだろうけど、こんなに広い会場が毎公演全部埋まるの？ってどうしても現実離れしたこの状況に戸惑ってしまっていて。
でもステージ上の皆を見たらそれは納得せざるおえないというか。
本当にかっこよかった。
「「「「お疲れ様です！」」」」
ホテル近くの飲食店でスタッフさん含めてのご飯。
私と美和はスタッフさん達と同じテーブルを囲んだ。
隣に座ったのは山田さんで。
山「お疲れ様です」
「お疲れ様です」
あの後何度か連絡はとりつつ、大毅と付き合ったなんて言える訳もなく食事の予定はひたすら先延ばし...。
山「Aさん、すごい泣いてましたね(笑)」
「あー、はは。お見苦しい所をお見せして...」
山「いや、俺もすごい感動しましたよ！
俺なんてまだまだ下っ端で、雑用ばっかですけど。
それでもちょっとでも、このライブに携われて嬉しいなって」
そう笑う山田さんはやっぱりいい人なんだよね。
ス「もろもろ落ち着いたら飯でも付き合ってやって下さいよ。
山田の奴全然女っ気ないから俺らも心配で！なぁ？」
山「痛っ、ちょ、迷惑ですって...！」
そう言いながら山田さんの腕を力強く叩いたのは照明部の先輩にあたるスタッフさん。
向かいに座る美和があーあって顔してこっちを見る。
「山田くんやめときー！そいつ最近彼氏できてん！なぁ？」
中々のボリュームで聞こえたその声に、部屋中のスタッフさん達が騒つく。
もちろん声の主はわかりきってる。
「ちょ、しげ...！！」
人一人通れるスペースを空けて並ぶ隣のテーブルにいたしげがグラス片手にこっちを向いてそんな事言って。
他のメンバーも驚いてる。
重「あれやろ？なんかお前ぞっこんやんなあ？
めっちゃええ奴らしいやん！
どこがええの？教えてやー」
もうしげの顔よ。ニヤニヤ笑いやがって。
...それに流星、濱ちゃん。あんたらが肩揺らして笑ってんのもこっから見えてんだからね。
周りのスタッフさん悪ノリしだして教えて教えてなんて。
くそ...。
「まぁ、あれです、あの、いい奴です...誰か強い酒下さーい！！！」
桐「はい焼酎ロックぅ！！！」
「頂きます！！！」
中「A体張りすぎや！w」
「「「wwww」」」
スタッフさんに笑われる中、山田さんが先輩に励まされる姿に気づけるほどの余裕が私にはなかった。
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のら(プロフ) - chiiiiiさん» コメントとありがとうございます！受験...！大変な時期ですね！そんな時にも読んで頂けて嬉しいです。私もそんな話書きたい...(笑)このシリアスモードが落ち着いたら是非、書かせてください！ (2019年11月13日 20時) (
レス) id: 722c2a39b7 (このIDを非表示/違反報告)
chiiiii - この小説が受験勉強の癒しです！風邪っぴきしげちゃんの看病が見たいです！これからも頑張ってください！ (2019年11月7日 21時) (レス) id: f05db0f9cf (このIDを非表示/違反報告)
のら(プロフ) - よしのさん» 作者の妄想話をそんな風に言って頂けて嬉しいです！お気遣いもありがとうございます、頑張ります！ (2019年11月1日 8時) (レス) id: 722c2a39b7 (このIDを非表示/違反報告)
のら(プロフ) - ゆんさん» コメントありがとうございます！キュンとして頂けて嬉しいですー！更新頑張りますね！ (2019年11月1日 8時) (レス) id: 722c2a39b7 (このIDを非表示/違反報告)
よしの(プロフ) - すごく素敵な作品で、きっと完結しても何度か読み直すんだろうなと思っています！無理せずゆっくり頑張ってください＾＾ (2019年10月30日 20時) (レス) id: 20fd6cf58f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のら
| 作成日時：2019年10月18日 21時
