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side 重岡
さっきの、ヤバかったな。
顔寄せると女の匂いすんねん。
そんなんさぁ、止まらなくなるやんか。
チラッと盗み見したAは目キラキラさせながら蟹に手ぇのばしとって。
さっきと全然ちゃうやんって気ぃ抜ける。
ちなみにさっきの写メはメンバーには送っとらん。
てか絶対送らん。
小瀧なんか見せた方がうっさいし。
あんなん俺だけの特別じゃ。
重「お姉さんもうちょいお上品に食べたらどうですかー？」
「ふ！？」
蟹の足に大口あけてかぶりつくA見てそう言うたら、そのまま驚いた顔してるこっち見る。
間抜けな顔やなぁ...(笑)
「蟹はこうやって食べたら方が美味しいからいいの！」
綺麗に身のなくなった足を持って抗議する。
重「ほんならこっちのお造り食べや。
これは上品な方がええんちゃいますー？」
ギロリとこっちを睨んでから器用に一枚剥がして醤油をちょっとつけて食べて...
重「何やねんその流し目ww
お前上品の意味知らんのかwww」
「うっさいな！じゃあしげ食べてよ！上品にね！
いやぁ、重岡さん映画やらドラマやらやられてますし？
そりゃこれくらいちょろいですよね？
参考にさせて頂きますねー」
あかん墓穴掘った。
...しゃあないな。
崩しとった足を正して正座する。
ぐっと背筋伸ばすと見とったAもつられた。
重「頂きます」
勢いよくお造りに顔ごと突っ込もうとしたら慌てて頭押さえて止められる。
「アンタは体張りすぎだし！せっかくのお造り無駄になるから！(笑)」
ほんまくだらん。
そんなんが楽しくて、あっちゅう間に飯食い終わって。
お茶を飲んで一息ついてたら仲居さんがきて、綺麗に平らげられとる皿を見て嬉しそうに笑った。
重「美味しかったっす！」
「ほんとに！」
仲「それはよかったです、お褒め頂きありがとうございます。
あ、今日は晴れてるからよく見えそうですよ」
「？」
仲居さんはそう言うて料理を下げた。
ドキリとしてAを見る。
不思議そうな顔してこっちを見てきた。
「よく見えるってあれかな、露天からの星？」
重「あー...そうちゃう？
なぁ、それよりお前もらったプレゼント開けたん？」
「あ、まだだ」
重「いい加減見たれや(笑)」
一旦話そらして。
おし、ここからやな。
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のら(プロフ) - chiiiiiさん» コメントとありがとうございます！受験...！大変な時期ですね！そんな時にも読んで頂けて嬉しいです。私もそんな話書きたい...(笑)このシリアスモードが落ち着いたら是非、書かせてください！ (2019年11月13日 20時) (
レス) id: 722c2a39b7 (このIDを非表示/違反報告)
chiiiii - この小説が受験勉強の癒しです！風邪っぴきしげちゃんの看病が見たいです！これからも頑張ってください！ (2019年11月7日 21時) (レス) id: f05db0f9cf (このIDを非表示/違反報告)
のら(プロフ) - よしのさん» 作者の妄想話をそんな風に言って頂けて嬉しいです！お気遣いもありがとうございます、頑張ります！ (2019年11月1日 8時) (レス) id: 722c2a39b7 (このIDを非表示/違反報告)
のら(プロフ) - ゆんさん» コメントありがとうございます！キュンとして頂けて嬉しいですー！更新頑張りますね！ (2019年11月1日 8時) (レス) id: 722c2a39b7 (このIDを非表示/違反報告)
よしの(プロフ) - すごく素敵な作品で、きっと完結しても何度か読み直すんだろうなと思っています！無理せずゆっくり頑張ってください＾＾ (2019年10月30日 20時) (レス) id: 20fd6cf58f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のら
| 作成日時：2019年10月18日 21時
