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side 重岡
美「2人とも直帰でいいんだよね？」
神「はーい」
重「おー」
今日最後の仕事終わらせて、美和さんに送ってもらう。
なんやかんやええ時間。
家帰ったら飯食って、風呂入って、ストレッチしたらすぐ寝よ。
神「望ほんまに大丈夫かなぁ」
そんなん言うて今だに望を気遣うの神ちゃん。
正直そこまで心配せんでも大丈夫やろ。
美「それね、やっぱ心配だから今Aに向かってもらってる」
神「ほんなら安心やわ。
メンバーの家近いとこういう時ええなぁ」
美「私はもうちょっと事務所近くに越して欲しいけどねー。
仕事後もっと飲み行きたいし」
神「めっちゃ私用ですやん(笑)」
呑気にそんな会話を繰り広げる2人。
いや待てや。あいつ一人で小瀧の家行ってんの？
それ普通にヤバない？
やって小瀧、あいつの事好きなんやで？
そんなん自分らやってわかっとるやん。
美「あ、そうだ。しげに頼まれてたやつ。
渡すの忘れてた。」
重「え？...あ、ああ」
鞄に入ってるから取ってと言われて、その通りに美和さんの整理された鞄の中から茶色小袋を取り出す。
重「...ありがとう」
美「いいえ」
神「しげ何それ？」
重「あー、大阪でな買いたいもんあってんけど。
自分で行く時間なかったから」
神「ほーん。
大阪やったらぼちぼち帰るやん」
重「まーな」
それを鞄にしまうタイミングでスマホが震えた。
小瀧からわざわざ個別でメールが届く。
望『これからA家来んねんけど。
今日このまま泊まらすわ、絶対帰さへん。
しげも泊まったんやしええやんな？』
...こいつ絶対喧嘩売っとるやろ。
なんなん？すげー腹立つ。
重「美和さん俺用事できたからそこらの駅で下ろしてくれへん？」
美「え？送るよ」
重「電車のが早いからええ」
美「ん、わかった」
その後近くの駅に下ろしてもらって、二人の最寄駅まで電車で向かった。
今日キャップしとらんで、マスクに眼鏡やったけどありがたい事に気付かれへん。
東京て皆他人にさほど興味ないってのはこっち出てくるようになってからずっと感じとる。
電車に揺られながら何度も何度も到着時間確認して。
走れば一本早いの乗れるんちゃうかってアホみたいに走った。
仕事後で疲れてんのに何さすねん。
最後の現場ちょっと遠かったからなんや結構時間かかる。
小瀧のやつ電源切っとんのか繋がらんし、Aもでぇへん。
なんで出ぇへんねん。
ほんま頼むわ...。
タクシー捕まえて、マンション着いて、インターフォン押したら、
望「結構遅かったやん」
なんてふざけた小瀧の声が返ってきた。
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のら(プロフ) - むむさん» ご指摘ありがとうございます。文字化け箇所訂正したのでご確認頂ければ幸いです。 (2019年10月15日 21時) (
レス) id: 722c2a39b7 (このIDを非表示/違反報告)
のら(プロフ) - りすさん» コメントありがとうごさいます！いろんなパターンのイチャイチャ楽しんでもらえようがんばります！ (2019年10月15日 21時) (レス) id: 722c2a39b7 (このIDを非表示/違反報告)
むむ(プロフ) - いつも楽しく拝見しております。41話が少し変なので確認してもらえませんか？ (2019年10月15日 13時) (レス) id: 82f8d80357 (このIDを非表示/違反報告)
りす(プロフ) - しげとのイチャイチャ見れるの楽しみにしてます(^ ^) (2019年10月13日 23時) (レス) id: 60f3cc52f9 (このIDを非表示/違反報告)
のら(プロフ) - kittyさん» コメントありがとうございます！そしてそして、リクエストも...！作中そんな話も入れていきたいので、是非これからも覗いてみてください。 (2019年10月13日 12時) (レス) id: 722c2a39b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のら
| 作成日時：2019年10月3日 0時
