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「...」
どうしよう。
え。てか届かなかったら望寝た所で帰れなくない？
いやいやいやいや。
望何がしたいの？全然わからない。
ぐるっとリビングを見回しす。
望がお粥食べる時に使った椅子。
これ使えば、最悪届く。
なんか人様の家の椅子の上立つって申し訳ないけど。
「もうしばらくしたら、帰ろ...」
リビングのソファに深く座り直して、スマホを取り出した。
重「...は！？小瀧お前何してん！」
望「何って何？つかもう夜中やで。でかい声出すなや...」
重「やってこれお前の服やんけ！！」
うるさい、何なの。
ゆっくり寝かせて...ん？
望「ほら、しげうっさいからA起きてもーた」
重「つかお前も何呑気に寝てんねん！アホちゃう！？」
「...へ？」
声のする方に向くとお腹ぽりぽり掻いてる望と、その前にいるのは...しげ？
「...？」
重「寝ぼけてんちゃうぞボケ！」
「あ？え、何時？あれ、私」
スマホを見ると23時すぎ。
さっきスマホ見た時22時30分とかだったから...うわ、私寝落ちしたのか。
「あー...あ？何でしげいるの？」
重「お前ほんまっ...！」
望「(笑)」
状況が掴めない私と、何だかすごい怒ってるしげと、この状況を楽しんでそうな望。
え、訳わからない。
重「... もうええ。取り敢えず帰んで」
しげが望の横をすり抜け、私の腕を掴むと引っ張り上げる。
「ちょ、っと、待って」
重「何やねん」
望「あ、鞄？隠してごめんな」
望がキッチン棚から鞄を取り出して差し出してくれた。
重「は？お前そんな事してまでAの事足止めしとったんか？」
望「やって帰って欲しくなかってんもん」
重「小瀧お前「じゃなくて。鞄じゃなくて、望体調本当に大丈夫なのね？」
重望「「...」」
きょとんとした顔で、こっちを見る2人を無視して、手を伸ばして望のおでこに触れると熱さは感じない。
「今楽でも解熱剤で一時的に熱が下がってるだけかもしれないから、朝ちゃんと連絡してね」
望「...おん。仕事後なのに、ありがとな」
「マネージャーですから。当然です」
そしたら望がちょっと悲しい顔して笑った、気がした。
重「...」
しげが無言で腕を引いて玄関に向かって歩いてく。
望「あんま夜更かししたらあかんで」
「...？
望、お大事にね」
重「...ちゃんと寝とけよ」
しげに腕をぐいぐい引かれるもんだから、すごく歩きにくい。
でも嫌でもわかる不機嫌なオーラが正直怖くて振り払う事も出来ない。
エレベーターに乗り込んだらやっと腕を離してくれた。
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のら(プロフ) - むむさん» ご指摘ありがとうございます。文字化け箇所訂正したのでご確認頂ければ幸いです。 (2019年10月15日 21時) (
レス) id: 722c2a39b7 (このIDを非表示/違反報告)
のら(プロフ) - りすさん» コメントありがとうごさいます！いろんなパターンのイチャイチャ楽しんでもらえようがんばります！ (2019年10月15日 21時) (レス) id: 722c2a39b7 (このIDを非表示/違反報告)
むむ(プロフ) - いつも楽しく拝見しております。41話が少し変なので確認してもらえませんか？ (2019年10月15日 13時) (レス) id: 82f8d80357 (このIDを非表示/違反報告)
りす(プロフ) - しげとのイチャイチャ見れるの楽しみにしてます(^ ^) (2019年10月13日 23時) (レス) id: 60f3cc52f9 (このIDを非表示/違反報告)
のら(プロフ) - kittyさん» コメントありがとうございます！そしてそして、リクエストも...！作中そんな話も入れていきたいので、是非これからも覗いてみてください。 (2019年10月13日 12時) (レス) id: 722c2a39b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のら
| 作成日時：2019年10月3日 0時
