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...もういい加減予想はついてた。
桐「ほんまにな、嬉しいねん。
しげってほんまに真面目でさ、アイドル一筋でやってきててんさ、俺ら見てたんさ。
そんなお前にさ、好きいう相手ができて。
それもこんなええ子やで?なぁ?」
照史くんの両腕にがしっとホールドされてるのは私としげで。
わかってたの、照史くんが酒を飲んだらこうなる事。
ただタイミングまでは計れなかった...。
重「なんやねんもう!わかったから離せや!(笑)」
桐「そんなん言うなやー」
重「ぐりぐりすな!きっしょいんじゃ!(笑)」
照史くんがしげの首元に頭ぐりぐり押し付けて。
これ望もやるよね。
男同士ですごいなって本当に思う。
しげも何だかんだ嬉しそうにしちゃって(笑)
そんな2人の方見てたらパチっと照史くんと目があって。
望重「「あ゛!!」」
へらっと笑ったら私の首元にも。
照史くん髪硬いから痛い...!
「痛い、照史くん痛いっ」
桐「えー、ごめんやーん♡」
あーあ、可愛くなっちゃった...(笑)
「照史くん、お手洗い行きたいから離して」
桐「おう、ちゃんとハンカチ持ってくんやで?」
「はい(笑)」
重「なんやねんコイツ(笑)」
素直に離してくれた照史くんをしげに任せてお手洗いに逃げる。
お酒、割と飲んだからちょっと顔赤いかな...。
少しペース落とそう。
「...ぅわっ」
お手洗いを出たらそこに立ってたのはしげで。
「ビックリした...(笑)はい、どうぞ」
狭い廊下を端へ避ける。
重「...今日、帰り俺ん家な」
一瞬肩に手を置かれてそう言われたら、しげは私の返事も聞かずにお手洗いに消えた。
神「おかえり。こっち空いてんで」
「ありがと」
神ちゃんが声をかけてくれて、素直に隣に座る。
神「...顔赤ない?結構飲んだん?」
「あー、うん。一回、ソフトドリンク挟もうかな」
お茶を頼んで、神ちゃんがくれた新品のおしぼりを頬に当てた。
...顔が熱いのはお酒だけが理由じゃない事、誰にもバレませんように。
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のら(プロフ) - むむさん» ご指摘ありがとうございます。文字化け箇所訂正したのでご確認頂ければ幸いです。 (2019年10月15日 21時) (レス) id: 722c2a39b7 (このIDを非表示/違反報告)
のら(プロフ) - りすさん» コメントありがとうごさいます!いろんなパターンのイチャイチャ楽しんでもらえようがんばります! (2019年10月15日 21時) (レス) id: 722c2a39b7 (このIDを非表示/違反報告)
むむ(プロフ) - いつも楽しく拝見しております。41話が少し変なので確認してもらえませんか? (2019年10月15日 13時) (レス) id: 82f8d80357 (このIDを非表示/違反報告)
りす(プロフ) - しげとのイチャイチャ見れるの楽しみにしてます(^ ^) (2019年10月13日 23時) (レス) id: 60f3cc52f9 (このIDを非表示/違反報告)
のら(プロフ) - kittyさん» コメントありがとうございます!そしてそして、リクエストも...!作中そんな話も入れていきたいので、是非これからも覗いてみてください。 (2019年10月13日 12時) (レス) id: 722c2a39b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のら | 作成日時:2019年10月3日 0時