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side 小瀧
望「しげあの日どこ泊まっててん」
重「は」
望「俺の事迎えにきた日や」
重「それは、」
望「Aの家やったんやろ。
何で嘘ついてん。なぁ、何でなん？」
重「たぶん、小瀧に後ろめたかったからや」
望「...たぶんて、何やねん」
重「あん時はほんまに自覚してへんかって。
意識しとらんし、泊まる事も抵抗なかってん。
やから咄嗟に何で誤魔化したんか自分でもわからんかった。
やけど、今思うとあの時から惹かれとって、そんなん認めたくないし、誰かに指摘されるのも怖くて言えへんかった気ぃするわ」
しげは嘘ついてへん。
ほんまにずっと自分の気持ち気づかんようにして、自分で自分を否定してきたんやろ。
きっとあの場で俺に素直に言うてたら、俺は絶対言うてた。
お前Aの事好きなんちゃうかって。
それを避けたかったんやな。
わかるで。わかるけど。
望「ごめんやけど、帰って」
重「小瀧、」
望「ほんまごめん。やけどもう、ええ。
とりあえず今日は帰って。移動で疲れてん」
重「...わかった」
俺がそう言うたらしげはソファから立ち上がってドアへ向かった。
俺はベットから動かず見送りもせん。
重「ほんならまた明日な」
そう言うてこっちを振り返ったしげの顔盗み見たらやっぱり泣きそうな顔しとった。
やけど俺やってそんな大人やないねん。
ええよええよ、お互い頑張ろうなんて、すぐに言えへん。
特にしげには。
Aがしげを見とる時の表情が、他のメンバーに対してのそれとは違う時があること、俺は気づいとったから。
望「...やけど、振り向かせられると思ってん。
しげが他の人のに惹かれとるんやったら、Aの気持ち俺の方に向かせてみせるって思っててん」
やから、Aにはすぐに言うたった。
しげには好きな子がいるって事。
それに俺はAが好きっていう事も伝えてきた。
やけど2人が両想いなんやったら、俺に勝ち目ないやんけ。
望「...しんど」
そのままベットに倒れこんで両手で顔覆う。
ほんなら俺はいつのまにか寝てもうてた。
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のら(プロフ) - みいさん» わかりにくい事をしてしまいすみません。今後修正部分に関しては更新情報が乗らないように気をつけますね。 (2019年9月24日 23時) (
レス) id: 722c2a39b7 (このIDを非表示/違反報告)
popo - のらさん» ありがとうございます！ (2019年9月24日 19時) (レス) id: 1cd21b4234 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - そうなんですね。更新になってるので見ると前の方に話がもどっていたので…6の更新ではないなら、大丈夫です。頑張ってください。 (2019年9月24日 14時) (レス) id: 055b967b0d (このIDを非表示/違反報告)
のら(プロフ) - みいさん» コメントありがとうございます。話戻ったりをちゃんと理解できてなくて、間違った回答でしたらすみません。昔の話を読み直して誤字脱字に気づいた所はその都度訂正してはいるのですが、そういう事で大丈夫でしょうか？それとも話の時系列についてでしょうか。 (2019年9月24日 13時) (レス) id: 722c2a39b7 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - いつも楽しく拝見してます。話もどったりしてますか？ (2019年9月24日 8時) (レス) id: 055b967b0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のら
| 作成日時：2019年9月4日 9時
