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「寝てていいよー」
重「あかん。寝ぇへん」
ずっと運転させてたからここで運転をかわった。
疲れてるなら寝てていいのに、しげは頑なにそれ断るし。
ベンチに座った辺りからしげは何だか難しい顔してて、その理由が私はわからず。
何か気づかないで嫌がることをしてしまったのか。
「さっき、何考えてたの？」
重「ん？」
「ベンチ座ってた時」
重「あー...」
横目で見たら、気まずように頭をかく姿が見えた。
「言いたくないなら、いいんだけど」
重「いや、ちゃうねん」
「？」
しげが両手を合わせて口元を隠す。
ふぅーと息を吐くと口を開いた。
重「お前さぁ、最近小瀧とどうなん？」
「...はぁ？」
しげの発言が想像と違いすぎてつい聞き返す。
重「もーええ！何でもない！！」
「ごめんって。でも何でそんな」
重「やって水族館デートとかしてんのやろ？」
私があれをデートって言っちゃっていいのか...。
いやでも待ってよ。
「あれが水族館デートになるならさ、今のこれ何よ」
重「あ？」
「間違いなくドライブデートですよ。
しかも重岡さん私の家泊まりきてますよね？」
重「は！？や、これはちゃうやん！
お前に付き合ってもらって、遊び行くみたいな事やん！」
「そんなん言ったらこの前の水族館だってそうなるって」
重「やけどお前、小瀧はお前の事好きやんか！」
「それはっ...！」
重「ほれ見ろやぁ！」
「...アイドルとマネージャーですよ」
重「おう」
「ないでしょ、実際。」
重「淳太と美和さん」
「2人の付き合いの長さと、私と皆さんの付き合いを同等に考えないでください」
重「...ほんならこれから先も？何もないん？」
「うん」
重「メンバー誰とも？」
「...うん。
しげだって私と同じ考えでしょ？」
重「...まぁ、な」
しげがぽつりと呟いた。
しげが恋愛事に敏感なのはわかってたけど、ここまでだとは正直思ってなくて。
知らず知らずに嫌な思いをさせてたのかと思うと、マネージャーとして申し訳なくなる。
それにやっぱり、しげは私を意識してないからこその距離感だったんだなって。
私ばかり意識してて、恥ずかしい...。
でも今しげの気持ちを知れてよかったとも思えた。
自分が感じてた勘違いとか、認めちゃダメだって思ってた感情とか、そういうの全部今ならなかったものにできるから。
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のら(プロフ) - あかいろさん» コメントありがとうございます！引き続きどきどきして頂けるよう更新頑張ります！ (2019年8月31日 19時) (
レス) id: 722c2a39b7 (このIDを非表示/違反報告)
のら(プロフ) - ゆんさん» コメントありがとうございます！WESTに囲まれたつもりで楽しんで頂ければ幸いです(笑)夢中で読んでくれたってすごく嬉しいです。更新がんばりますね！ (2019年8月31日 19時) (レス) id: 722c2a39b7 (このIDを非表示/違反報告)
あかいろ(プロフ) - 重岡との恋愛模様、すっごいドキドキします！更新頑張ってください。まってます (2019年8月30日 20時) (レス) id: 1c5ae8b913 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 気づいたら夢中で読んでました。私もジャニーズWESTに囲まれたい！と思いながらニヤニヤしちゃいます。これからも更新楽しみにしています！ (2019年8月30日 10時) (レス) id: 608ad1235e (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - お返事ありがとうございますー！一応小瀧推しではあるのですが、よだかやら色々見てシゲもとてもとても好きですww箱推しに近いので結末がどう転がっていっても楽しみながら読ませていただきます^^ww (2019年8月23日 10時) (レス) id: e651538918 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のら
| 作成日時：2019年8月13日 13時
