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望「神ちゃんそろそろ起きてやー」
神「ん゛ー...」
うぁー、なんや体硬い感じする...
あれ、ベットちゃう、なんで、てか頭痛ぁ
望「シャワー浴びるやろ？てか二日酔い大丈夫？」
顔を覗き込んできた望を見てここが望の家と思い出した。
神「あー...俺昨日どのタイミングで寝たん？」
望「Aにチューしたけど付き合う気はないって言って寝た」
は！？クソ野郎やんけ！
神「アカンもう俺今日仕事行きたない...」
頭も痛いし...
望「何言うてんねん(笑)
車どうする？運転俺できひんからさぁ。
...てか神ちゃん顔むくんでんなー(笑)」
神「運転...そうや、車か...あー、がんばるわー..」
望「いや、これは無理やろ。
神ちゃんとりあえず水飲みや」
Aに電話するわとスマホをいじりだす望。
あかんて、ほんまに、Aちゃんだけは呼ばんといて...
俺の願いも虚しくしばらくしたらインターフォンが鳴って、望がごめんやけど部屋まできてーって話してる。
ああ、ほんまに消えてなくなりたい。
「おはようございます」
望「おはよー」
「神ちゃんおはよ、大丈夫？」
Aちゃんはすぐに俺のほうに駆け寄ってきて、ソファに座る俺の横にしゃがんだ。
俺は情けなさすぎて顔を手で覆って。
Aちゃんの顔見れへん。
「え、そんな辛い？吐きそう？」
望「いや、そこまででも無さそうやったんやど...神ちゃん大丈夫？」
神「ん、平気、平気やから」
Aちゃんも望もまじで心配してくれるから、そろそろと顔を上げた。
Aちゃんと目があったら、驚いた顔でこっち見とる。
え、何？怖いんやけど。
「ちょ、顔の浮腫み方やば(笑)」
神「...えっ」
望「うん。ほんまにぱんっぱんやで(笑)」
Aちゃん笑っとるし、望は写メ撮りよって。
見せてもらったら確かに顔浮腫んどって、目とかやばい。
神「ぅおっ...これやばいな」
「望が早めに連絡くれてまだ時間あるから、とりあえずシャワー浴びてきて」
望「今日の収録大丈夫なんこれ」
「やるだけの事やってみよ」
俺は望に声かけてシャワーを借りる。
シャワー浴びたら割と、頭がハッキリしてきた。
そんで余計にAちゃんを意識してまう。
俺、昨日Aちゃんにキスしたんよな...。
いや、でも仕事は仕事！切り替えていかな！！
気合いを入れ直して脱衣所に戻ると、
新品のパンツと肌着。
うわ、望これ用意してくれたん？
急に泊まって何も用意してなかったらほんまにありがたい。
あいつ最年少なのに気が効くんよなぁ。
ありがたく頂戴して、昨日の服を着てリビングに戻った。
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作者名：のら
| 作成日時：2019年6月12日 1時
