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神ちゃんに見せたのは深い青のグラデーションになっているリングパーツの画像。
宇宙というか深海というか。
形はゴツメだからライブとかで着けれたらいいかなぁって。
神ちゃん基本シルバーアクセだし。
気に入ってくれたみたいで、これをイメージしたものを作る事に。
そしたらいきなりぐっとお腹を引っ張られた。
望「俺は何作ったらええのー?」
望むが後ろから腕を回して頭に顔を乗せてくる。
「私美和にピアス頼まれてるから一緒作る?
望が作ったって言ったら喜ぶよ」
その手を解きながら言うと嬉しそうに頷いた。
レジンの作り方は本当に簡単で、まぁ型にパーツを入れてレジン流して固めるだけ。
そして意外とハマってるのが望。
すごい真剣な顔してパーツを並べてる。
美和に今度見せてあげようとその姿をスマホに収める。
神ちゃんもさすがというか。
元々の画像を真似つつ他の色味をたして綺麗なグラデーションを作りだしてる。
「オーロラみたいな色だね」
神「あ、わかる?そんなん目指してん。
なぁ、これ一緒にピアスとかも作れる?」
「もちろん!どんな型にする?スクエアでパーツ入れてもいいし、パーツなしたらシンプルなドット型も可愛い気がする」
神「どっちも作ろ!(笑)」
男の子でも楽しいもんかなと思ってたけど割と楽しんでくれててよかった。
美和用を望が作ってくれてるので私は休憩(笑)
ソファーに座り見途中の海外ドラマを再生する。
望「あ!これ俺も今見出してるから流さんで!」
集中してカラーシェルを型に敷き詰めていた望がばっと顔をあげる。
「え、見てるの?」
望「前電話した時に見てる言うてたやん?
気になって見出したらハマった。俺こんなんめっちゃ好きやねん」
どこまで見てるのか聞いてそこから再生する。
神「Aこれ好きなん?」
「そそそ、大好きで何回も見てるー。
あ、神ちゃんできた?」
神「ん、できた。どう?」
「バッチリだよー、神ちゃんも望も器用だよね」
2人で探した歯車が入ったリングパーツとピアスを見せてもらう。
UVライトをつけて神ちゃんが作ったパーツをその中へ。
「あと固まるの待つだけだよ、そろそろケーキ準備する?」
神「集中したからお腹減った!食べよー」
望「あ゛ー!俺まだ途中!待って!!」
神「焦らんでええから好きにやり、準備だけしとくから。
しげもそろそろ降りてきー」
望「ん!」
重「はーい」
神ちゃんのオカンっぷりに私は笑うのを堪えられなかった(笑)
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作者名:のら | 作成日時:2019年6月12日 1時