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藤「A痩せたんちゃう」
「そうかな？」
藤「ちゃうの？」
「家に体重計ないからわからない」
藤「嘘やろ」
そんな話をしたのが先週くらい。
痩せたかなぁ。
なんなら最近体重たいなって感じるけど。
藤 「ん」
某有名電気屋さんの黒い袋を差し出してきた流星。
「ゲームでも買ったの？」
藤「ちゃうわ。体重計」
「？」
藤「ちょ、A急に日本語わからんくなってんけど。
誰か通訳してや」
それを聞いてやってきたのは濱ちゃん。
濱「A、カレハタイジュケイカテキタトイッテマース」
何そのカタコト(笑)
「え、何で？」
重「流星、オイテメェ、イケメンガチョウシノッテンチャウゾトイッテマースww」
そう言いながら濱ちゃんの腰に腕を回すしげ。
「エセ通訳いるんだけど」
重「エセチャイマンネンパーデンネン！」
藤「無視や無視。で、これ」
重「ハ！？」
「だからそれどうすんのって」
重「ホンマ二ムシサレトルガナー！」
藤「持ってない言うたやん」
「だから？」
藤「だからや」
藤A「「？」」
中「おいそこ。見るに耐えないから止めぇ(笑)
流星が、A持ってない言うてたから体重計買ってきてんて」
まともな助け舟だしてくれたのは淳太くん。
「わざわざ！？え、いくらした！？」
藤「ポイントで買ったから金かかってへん。はい」
「そうはいかないよ、いくら？」
藤「じゃあ金いらんからカバン整理手伝ってや」
「えぇー...」
藤「とりあえず体重測ってみて」
「は、ここで？」
既に体重計を取り出して床にセッティングしている流星。
ほらほらと促されるまま体重計に足を乗せる。
...私楽屋で何やってんだ
藤「どう？」
「あ、痩せてる」
藤「何キロ？」
「えー...覚えてる限りで3キロちょいかなぁ」
藤「よっしゃ！！」
重「嘘やろ！？もっと痩せたって！」
濱「そやそや！5キロは落ちてる！！」
何この反応。
私を他所に盛り上がる3人。
藤「ほら、はよ金だせや」
くそぉなんて言いながら財布から千円を出して流星に渡してるしげと濱ちゃん。
あー、ね。なるほどね。
「おい。
何勝手に人の体重で賭け事してんの」
濱「言い出したのしげやから！」
重「おい濱田ぁお前責任逃れか！」
藤「俺普通にAに体重計あげよと思ったら、しげが言い出してん」
重「はぁ！？」
中「www」
「おい。重岡」
重「ワタシニホンゴワッカリマセーン！」
「何いっ...」
踏み出した瞬間視界が揺れた。
あれ、何か目の前がチカチカする。
足元を見るとぐにゃっと地面が不安定に歪む。
ん、なんだこれ...
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作者名：のら
| 作成日時：2019年6月12日 1時
